ゲーミングマウスを選ぶ時に、基本となる要素(dpi,マクロキー,マルチキー,ポーリングレート)について解説しています。
DPI(dot per inch)は感度
マウスを1インチ動かしたときにドット何個分動くかを表しています。値が高いほうが素早くカーソルが動きます。
一般のマウスM90のDPIは1,000です。
一方ゲーミングマウスG402は最高値が4000です。
m40 |
M40では1インチ動かすと、画面内の距離が1000ドット動きます、
G402は1インチ動かすと、4000ドット動くので4倍のスピードです。
ゲーミングマウスはDPIを変更することができるので、「狙いにくい」と思ったら値を変えられます。G402は200-4000、ハイエンドマウスG502では200-12,000の間で調整ができます。
いえいえ、そこまで高いDPIが必要になるのは4K等の大きなディスプレイでゲームをする場合です。
例えばノートパソコン等の(1366×768)低い解像度のモニターでは 必要ありません。
しかし4K(3840×2160)モニター等の巨大なスクリーンを使う場合には高いDPIでないと、机全体の距離で移動させないといけなくなります。
マクロキーとはカスタムボタンのこと
好きなコマンドを設定できるボタンのことです。対戦シューティングゲームでは 銃のリロード、グレネードを投げる…などなど、コマンドが山ほどあるので、キーボードだけだと操作がなかなか追いつきません。 そこでキーにコマンドを割り当てるわけです。
大抵 複数のコマンドを1つのボタンに割り当てるマクロ機能もあります。ボタンを押すだけで地面に伏せつつアイテムボックス(Z+TAB)をあけたり、しゃがみながら撃つ(C&左クリック)など複数の動作が可能になります。
ポーリングレートはマウスがPCに信号を送る回数
マウスがPCに信号を送るスピードです。単位はHz(ヘルツ)で高い値になるほどレスポンスは早くなります。ヘッドショットも決まりやすくなるわけです。一般のマウスに比べ ゲーミングマウスは高いポーリングレートになります。
一般のマウスは133Hz程度ですが、ミドルレンジのゲーミングマウスG402は1000Hzと8倍の速度になります。
オンボードメモリーとはなんぞ?
オンボードメモリを搭載しているマウスは、自分が設定したキー配置を マウスが記憶するので、どのPCに挿しても同じ環境でプレイすることが可能です。
例えば格安マウスのG300sにもメモリーが付いています。ゲーマーは大会があると あちこち移動するわけですが、その時にマイマウスを持っていきます。会場についてセッティングからするのはとても面倒なので、この機能があると便利です。
ボタンの割り当て、感度の設定などの設定をする必要が無いので、時間の節約だけでなく、いつも通りにプレイをエンジョイできます。
プロファイルってナニ?
ほとんどのメモリー搭載型マウスは、設定の組み合わせを「プロファイル」として登録することができます。
例えば 日常で使うマウスのプロファイルとゲーム用のプロファイルを保存しておくと、ボタンを押すだけで切り替えることができます。
別記事で紹介しているG300sはそうした切り替えが可能ですので、ゲームが終わったら普通のマウスとしても使えて便利です。
関連記事:ゲーミングマウスと一般のマウスの違い
http://value-kaden.com/gameing-mouse-differences/