【Twitch】Shiv 苦しめられてきたハッカーにブチ切れて数日間のBAN処分を受ける。2021.4.29

TwitchのAPEX人気配信者Shiv氏はTufiと呼ばれるハッカーから 長期間の嫌がらせを受けていましたが、配信内でTufiの一人を撃退し、その際にいくつかの暴言を交えて罵りました。その直後 Twitchは4月23日から7日間 ShivをBAN処分としました。

BANの理由は正式に発表されておらず、あくまでShiv氏は 上記の一連の行為がBAN処分の理由だろうと推測しています。

経緯説明

Tufiはネットワークとコンピューターに精通しているハッカーの俗称です。特定の人物を指していません。Tufiはセキュリティを回避し ゲームを続行不能にする攻撃を仕掛けます。

最近では、Apex Legends GLL MastersのトーナメントがTufiによるDDOS攻撃を受けたために延期されゲームを開催できない状態になりました。

Tufiにとっては このような問題行為は自分の手柄だと認識しているようです。サーバーがシャットダウンする直前にShiv氏にゲーム内で大会をあざ笑うメッセージを送っていました。

Tufiによってはゲーム開発者レベルの知識があると目されており、レベル1のアカウントで プレデターロビーに入り込み、様々なエイムボットを使用して配信者のチームを壊滅させます。痛めつけたあとで わざと負ける嫌がらせ行為も行います。

Tufiが狙うのはプレデターランクに属するローグ、インペリアルハル Shivのような大手配信者です。

Shiv氏が暴言を言ったプレイヤーは、過去にShiv氏と同じチームとしてマッチングしたことがあるらしく、その時に嫌がらせや人種差別チャットを受けたとツイートを公開しています。

ハッカーはShiv氏に対し「現実にしね」や「オサマ・ビンラディンに似ている」「APEX配信者の中で 最も素人な配信者だ」「インディアン」「牛に祈れ」などの執拗な誹謗中傷を行っています。

そして 後日TufiはShiv氏のロビーに参加し、 Shivたちのチームは このハッカーを撃破。これまでに たまった鬱憤をぶちまけます。「ナーイス!」「やったぞ」「お前は本当に負け犬だ」「犬のクソだ」「(自主規制) まじで死んでくれー」と言って デスボックスの上に乗って 箱撃ちします。

Twitchは行き過ぎた中傷をしたと見て、Shiv氏をBAN処分にしたようです。

今回のBAN処分に関して Shiv氏は「ハッカーは処分されないが、私が1%でも反撃したら、突然私がBAN処分を受けることになった」と述べ、 特にハッカーを取り締まれていないAPEX運営への不満をツイートしています。

Respawn社はハッカーに対して法的措置を取ることを検討していますが実現していません。Shivはこのハッカーによるいやがらせ問題の最前線に立っていると言えます。

ShivにとってAPEX配信は収益に直結するため、営業活動を邪魔するハッカーは憎悪の対象となっています。

今回もShivFPS氏が罵倒しなければ、BAN処分を受けずに済んだかもしれませんが、Tufi側はルール無用で 逮捕されるまで野放し、一方 配信者はサンドバッグになっても 我慢して無視しなければならず、配信者にとっては なかなかストレスが溜まる仕組みになっています。


Shiv氏のような問題は 配信者が共通して抱える問題といえます。配信者を狙ったスナイプや嫌がらせ行為は 頻繁に見られます。

Respawnも配信者モードを搭載するなど 配信者を保護する対策は行ってはいるものの、迷惑ユーザーの 起訴には至っていないため、しばらく続きそうな感じはします。

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