Dr.DisRespect氏ことドク。TwitchからBANされた模様。理由を背景から考察する。

ブチ切れ芸ストリーマーの一人だったDr DisRespect氏(通称:ドク)(本名: Guy Beahm)が現地時間 2020年6月26日 金曜日にTwitchをBANになりました。

3月初め、Dr DisRespectはTwitchと複数年の独占契約を結んだばかりでした。

有名なEsports情報屋である Rod Breslau(スラッシャー)は、TwitterでドクはTwitchから永久BANされたと述べており、サブスクライバーに返金が始まっています。

ドクのTwitchチャンネルは既に消滅。AUTOMATONさんが詳しいので割愛します。

数日前から 燃えていたTwitch

Twitchには22日ごろから 女性たちがストリーマーから性的嫌がらせを受けたから対処してくれという苦情が寄せられていました。

複数人の女性は人気ストリーマーのSayNoToRage、ProSyndicate、HenryGが性的嫌がらせをしたと告発しています。

Dexertoは これらのゲーマーは彼女たちの体を求めて圧力をかけたり、女性が望んでいない誘いをしたと伝えています

直後に「Twitchは告発に対して適切な対処を取らない。PVと広告費を稼ぐためにストリーマーをかばっている」として、コミュニティは激しい非難を始めます。

6月24日にTwitchは、ストリーマー側に問題があると判明した場合、アカウントの永久停止することをブログ上で発表

ドクの突然のBANは この発表の3日後のことでした。

 27日の週末にかけて、Twitchの内外で50人以上の人々(主に女性)が、ストリーマーや他の業界関係者(主に男性)から受けた性的いやがらせを告発するために名乗りを上げました。その数は100人近くに膨れ上がっています。

重大な事例から優先的に対応しており、調査結果に応じて、即座にアカウントの永久停止措置を行います。ご報告いただいた多くのケースでは、Twitch外で問題の行為が行われています。

https://blog.twitch.tv/ja-jp/2020/06/24/an-update-to-our-community/

 

ドク以外にBANされた人物

この発表の後、BlessRNG、Wolv21、WarwitchTV、IAmSp00nなどの数人のストリーマーがTwitchから永久BANされました。

TwitchはDr DisRespectのBANについての情報を提供しておらず、追放期間についても明言していません。彼らはこの問題に関して、かなり曖昧な声明を発表しています。

“ストリーマーが当社のコミュニティガイドラインまたは利用規約に違反した行為を行ったという証拠がある場合、当社は適切な措置を講じます。これらはコミュニティ内での地位や著名性に関係なく、すべてのストリーマーに適用されます。”

TwitchがBANを行った理由。

BlessRNGはSNSで元ガールフレンドへの暴言を繰り返し行ったとされており、その元ガールフレンドの友達は止めに入ったものの BlessRNGは言うことを聞かなかった。友人はTwitchに告発。

Twitchは調査を行い事実が認められたため無期限のBAN処分を決定。BlessRNGは不祥事を否定しなかったが、元交際相手も自分を罵倒していたと主張する回答を発表し、ツイッターでは否定的な反応が寄せられ炎上。その後 謝罪文を公開した。

Wolv21はPAX Eastイベントで 告発した女性の身体に触り、性的なDMを送りつけたと告発された。Wolv21はその後、謝罪し間違っていたと述べた。

WarwitchTVは17歳未成年の女性相手に 年齢を知りながら性的なメールを送り付けた。WarwitchTVは反省している その間違いから学んだと述べたが、別の女性が先月 不適切な性的メールを受け取ったと告発しています。

配信者がファンや他の配信者に対して 性的なハラスメントを行う、 傷つけるというような事を放置すればTwitch自体が気持ち悪いものだというふうに見られかねません。

これは健全にTwitchで配信している人を傷つける事にもなります。今回Dr DisRespect氏が何を行ったのかは不明ですが、Twitchが調査してBANを行った そして返金にまで及んでいるという事は それ相応の事をしたという事なのかもしれません。

まだ事実はわかりません。

Dr DisRespect氏は6/28のツイートで

チャンピオンクラブのみんなへ
Twitchは、決定の背後にある具体的な理由を私に通知していません。 この困難な時期にサポートしてくれた全ての人に感謝します。

としています。ドクはBANの理由については Twitch側から知らされていないと言っています。

しかし ドクまわりに訴訟の動きも見られないので、かなり謎な事件になっています。表向きには知らせずに内向きに処理しようという流れなのかもしれません。

Twitchはドクに関して どんな理由でBANしたのかは公開はしない方針のようです

400万以上のサブスクに返金処理をしたという事は うっかりした調査によるものではないはずですが、ドク側もTwitchも語るつもりは無いようです。

 


(追記)その後

Dr.DisRespectがTwitchから永久BANされた理由は、2017年にTwitchのメッセージ機能(Whisper)を使用して、未成年者と不適切なメッセージのやり取りをしていたためでした。

2020年のBAN直後から理由は一切非公開とされていましたが、2024年6月に元Twitch従業員の告発と本人の声明によって、長年伏せられていた真相が明らかになりました

騒動の経緯

 
不適切なメッセージの送信
2017年

Twitchのプライベートメッセージ機能(Whisper)を使用して、未成年のユーザーとメッセージをやり取り。

 
Twitchからの永久BAN
2020年6月

当時Twitchのトップストリーマーであったにもかかわらず、突如としてアカウントが永久凍結。その後Twitchとの間で訴訟および和解が行われ、守秘義務(NDA)によりBANの理由は長年伏せられることになります。

 
元従業員による内部告発
2024年6月

元Twitchの戦略的パートナーシップ担当ディレクターらが、当時のBANの本当の理由が「未成年者とのセクシング(性的なメッセージのやり取り)およびイベントでの面会を試みたこと」だったとX(旧Twitter)で暴露。

 
本人による事実の承認
2024年6月

告発を受け、Dr.DisRespect本人が声明を発表。違法行為や面会の意図は否定しつつも、未成年者との間に「不適切な方向に傾きすぎた」メッセージのやり取りがあった事実を認めました。

 

その後の影響

未成年者との不適切な接触という事実が公になったことで、刑事事件にこそ発展しなかったものの、彼のビジネスやキャリアには深刻な影響が及びました。

  • スタジオからの追放: 自身が共同設立したゲームスタジオ「Midnight Society」から関係を断絶。

  • スポンサーの撤退: タートルビーチなどの主要スポンサーが彼との契約を解除。

  • 収益化の停止: メインの活動拠点となっていたYouTubeからパートナープログラムを停止され、一時的に収益化ができなくなりました(※その後、2025年1月にYouTubeでの収益化は再開)。

本人は「自分は小児性愛者やプレデター(弱い立場の子どもや未成年者を、自分の性的な欲求を満たすターゲットとして狙う大人の犯罪者)ではない」と主張していますが、当時30代半ばの既婚者であった彼が未成年に対して行った行為は、ファンや業界に非常に大きなショックを与えました。

関連:https://www.essentiallysports.com/esports-news-reports-dr-disrespect-permanently-banned-from-twitch-esports-news/

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