NVIDIA と AMD は新型の RTX 3000シリーズと RX6000番台シリーズを出しているものの、日本のみならずアメリカでも品薄状態になっています。
在庫が無いし あっても高い。
パソコンの情報誌や国内のウェブサイトを見ても なかなかGPUが割高なのを取り上げてくれませんが、正直言って 最新GPUは高すぎて買えたもんじゃないです。
RTX 3060 Ti は本来399ドル程度のはずが日本国内では7割増の7万円という トンデモ価格になっています。
コロナで巣ごもりというのもありますが、大きな原因として ビットコインの価格が過去最高値を更新していてとんでもない値段がついています。
1ビットコインは1/21現在366万円という バブル状態。
これを受けて 高価なマイニング用のグラフィックカードを買っているわけです。ちなみに
不運なことにRTX3000番台のカードというのはマイニング用としては優秀なのですぐに店頭から消える。そういう状況になっています。
ちなみにRTX3090を1日回しても840円程度の利益にしかなりません。(しかもビットコインの相場が現在の水準での話です。)
自作 PC が好きな人(私)とかグラフィックデザイナーや動画関連の仕事をされている方にとっては何とも悩ましい時代です。
ビットコインバブルが崩壊して マイニング用のグラフィックカードがいらなくなった時に初めて市場に出回ってくるかと思います。
NVidiaの話では第1四半期が終了するまでは品薄状態は改善されないだろうと悲観的な見通しをしています。
前回のビットコインバブルは2ヶ月ぐらいで崩壊しましたが、今回いつまで続くかは分かりません。
しばらく割高のグラフィックカードしか出回らないと思いますので、現状は3000シリーズはなるべく敬遠して 1世代前のグラフィックカードを使ってしのぐというのが一つの手法になっています。
Amazonランキングでも 旧型が人気になっています。
こんな時こそ PS5が欲しいところですけれども PS5も品薄が続いていており 自作派にとっては我慢の時期という様相です。