・ソロモードは好意的に迎えられたものの 価格が高すぎるイベントパックが盛り上がりの邪魔をしています。 前記事のRedditだけでなく 大手サイトForbes、さらにIGNまでが動画で批判。
forbes:‘Apex Legends’ Iron Crown Loot Box Pricing Is Hilariously Out Of Touch
IGN:Why Apex Iron Crown Loot Boxes Are Bad.
ここに来て過剰な収益化
Apex Legendsはバトルロワイヤルの人気ゲームとして高く評価されていますが、EAから提供されていることもあって、ここに来て過剰な収益化を狙うようになってきました。
Apex Legendsは2019/8/14にIron Crownイベントを開始しました。このイベントではソロモードが導入されました。 しかし、もう一つの目的は期間中に新しいアイテムを販売することでした。
問題の1つはギャンブル要素、もう1つは価格設定
新スキンを販売すること自体は悪くありません。Fortniteもイベント中にスキンを販売しますが、Apexの場合は2個問題があります。 ストアで販売されるスキンの数が多い上、1個700円のボックスは高すぎることです。
12個のレアアイテムと12個のレジェンダリアイテムで合計24個のボックスを売っています。
無料で入手できるのは24個中の たった2個だけのケチっぷり。
24個のうち 2つだけ長時間のプレイと引き換えに手に入れることができます。
残りは購入する必要があり、1ボックス約700円かかるため、まとめて購入する場合は16000円程度になります。
24個のアイテムを購入すると、ブラッドハウンドの斧を買う権利が与えられ、それは3,500円程度になります。すべて揃えるには最低でも18000円程度かかる計算になります。
Apexではレジェンダリースキンを通常1800コインで販売しており、それは別に良いのですが、今回の700円ボックスでは何が出てくるのがわからないため、好きなスキンが出るまでボックスを買う必要があり、搾取的だと批判が集まっています。
フォートナイトとの差を埋められるかが課題
フォートナイトはそんな悪質なやり方はしないため、Destinyのようなゲームから人気が移行した過去があります。
ユーザーの意見を柔軟に取り入れて 頻繁に変化するフォートナイトとは異なり、EAはこのようなことになると そこまで熱心には対応しません。
しかし 今回の課金要素は否定的な意見が目立つので、変化が見られるのか注目です。今回の試みでEAが思ったようにスキンは売れず、代わりにユーザーの反感を買っただけだと分かった時に、ゲームは より成功するように思います。
イベントスキンはスルーしようという流れ
批判を受けた今回のストアですが、続けてアップデートを入れてきました。限定スキンをストアで選択購入できるように ローテーションする(1800コイン)そうです。
選択購入できるのはいいですが、スキンにそんな価値は無いと思うユーザーも多く「買う人は買うんだろうけど、誰かが200ドルで白いTシャツを販売しているなら、私はそれを詐欺師とは思わず、ただの妄想だと思います。」との意見もあがっています。
EAはBattle Field ,FIFA,バトルフロントで次々と強硬な課金要素を導入し ユーザーを失って今度は人気作のApexでやりました。
今後のコレクションイベントでは、無課金でもアイテムを取得できるようにするとのことですが、選択で1800コインで買えるようにはなったものの より多くの課金を要求している姿勢は変わらないため失望を感じたユーザーも多く 「今回のスキンはスルーしよう」という空気が漂っています
騒動はさらなる炎上へ
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