4行で無理くり要約
カリフォルニアの田舎町 ウッズボローで高校生2人が殺される。殺人鬼からトゥルルルルと電話がかかってきてクイズに答えられなかったら殺されるという無理ゲー。殺人鬼は幽霊のお面をかぶっていることからゴーストフェイスと呼ばれている。このゲームに女子高生の主人公が巻き込まれることになる。
(1/4)謎の男からの電話
17歳の女子高生 ケイシー・ベッカー(ドリュー・バリモア)が 自宅で料理をしていると謎の男からの電話がかかってきました。
「こんな時間になんだろう。間違い電話かな?」と思いきや、男はやたら陽気なハッピー野郎なのでケイシーはついつい話を続けてしまいます。
しかし やがて この男に自分が見られている事に気付いたとき、ケイシーは震えだします。
男が「お前を殺す」と脅迫したときには ケイシーはパニックになります。
男は突然ケイシーにゲームをしようといい出します。クイズに正解したら ケイシーの彼氏スティーブとケイシーを助けてやるとのこと。
なお彼氏のスティーブはすでに犯人に捕まっていました。
パニック状態のケイシーはクイズに不正解。
犯人はスティーブを殺した後、男は家に侵入し ナイフを持ってケイシーを追いかけます。男は真っ黒い服を着て、幽霊の仮面をつけていました。
あえなく捕まったケイシーは 胸にナイフを刺されて、叫ぶこともできず死亡。 ケイシーを殺した後、殺人者はケイシーの両親に発見させるために 庭の木にケイシーを吊るして姿を消しました
(2/4)ヒロイン シドニー登場
画面はそれからシドニープレスコット(Neve Campbell)と彼女の彼氏ビリー(Skeet Ulrich)に切り替わります。
ビリーはシドニーの寝室の窓から忍び込んで、イチャコラしようとしますが、シドニーは嫌がります。
二人は部屋に入ってきたシドニーの父親、ニールに見つかりそうになりますが、なんとかセーフ。
父はしばらく町を離れるということを話します。
会話の途中でシドニーの母親がほぼ1年前に何者かに殺されたこと、そしてシドニーと父親の二人家族というのが明らかになります。
シドニーは、コットンという男が殺人者だと思っているが、コットンは無実を主張しているようです。
翌日、シドニーの高校はケイシー殺人事件の知らせであふれて、授業は中止になります。
シドニーは、父親が外出中で、家に一人でいるので、親友の女友達テイタムと一緒に過ごそうとします。
シドニー、テイタム、ビリーは、 テイタムの彼氏スチュアートと 友達のランディ(オタク男)を呼びます。
シドニーはテイタムを迎えるために一旦家に帰ります。
すると電話が鳴りました、なにやら奇妙な声が聞こえます。
最初、シドニーは彼氏が冗談を言っていると思いますが、
発信者は 「死にたいかい、シドニー? きみのお母さんはイヤがったけどね」と喋ります。
すると突然シドニーの家のクローゼットから殺人鬼が飛び出してきて、もみあいが開始、シドニーは自分の寝室に飛び込んで カギをロック。急いで警察に通報します。
シドニーが自分の部屋でパニックになっているところにビリーが到着。窓から入ってきたビリーはおびえるシドニーを抱きしめます。
するとその時 ビリーのポケットから携帯電話が落ちます。
シドニーは「ビリーが電話をかけていたのかもしれない」と思って、階段を急いで駆け下ります。
あわてて家のドアを開けるとそこには殺人鬼!ではなく、 通報でかけつけた警官が立っていました。
(3/4)シドニー 彼氏とイチャコラ
シドニーはビリーと一緒に警察署に連れて行かれ、警官はビリーが犯人と疑って質問します。シドニーはまだビリーを信じていません。
警察署ではテイタムの兄、ポンコツ警官のデューイが働いていました。
警察署の外で、彼女はシドニーの母親の殺害についてのジャーナリスト 兼 作家である、女性記者ゲイル・ウェザーズに会います。
ゲイルはコットン容疑者が実は無罪で、誤って有罪判決を受けたと感じており、そして今度はケイシー殺害事件を追っていました。
ゲイルはこの殺人事件がつながっていると感じています。
テイタムは疲れたシドニーを テイタムの家まで連れて行きますが、そこにまた殺人鬼から電話がかかってきました。「シドニー、また犯人を間違えたね…だけどもうすぐに分かるよ」
長い夜が明け、警官のデューイは「ビリーの電話は犯行に使われていなかったよ」とシドニーに話します。安心するシドニー。
学校が休講になったので、シドニーたちは10人くらいを集めてホームパーティーを開くことにしました。
記者のゲイルはカメラマンを連れてパーティ会場の近くに車を止めて張り込みをします。警官のデューイも家の付近を警戒パトロールしていました。
パーティーの間、ビリーとシドニーは2階に上がり、シドニーは彼とイチャコラします。
その間、テイタムはガレージにビールを取りに行った際に殺人鬼に殺されてしまいます。
シドニーとビリーが部屋でイチャコラし終わったあと、突然ドアが開いて殺人鬼はビリーをめった刺しにします。血だらけになって倒れるビリー。
キャーキャー言いつつ家の外に脱出したシドニー。一方 オタクのランディは1階でホラー映画を見ていました。
騒ぎに気づいた警官デューイは玄関の所で 殺人鬼に襲われて死亡。
(4/4)「お前だったの?」意外な犯人
記者のゲイルは大惨事の家から逃げようと車を発信させますが、突然道に飛び出してきたシドニーを避けようとして、木にぶつかって気絶します。
警官のデューイを探していたシドニーは なぜか また家に戻ってきて、倒れているデューイから銃をゲット。
そこにランディとスチュアートが駆けつけます。
スチュアートは「ランディが俺の彼女を殺した」と言い、ランディは「いいや、スチュアートが嘘つきだ」とお互いにののしります。
二人ともうるさいのでシドニーは家に立てこもります。
そこに刺されたはずのビリーが血を流しながら階段を這いずって降りてきました、
ビリーはシドニーから拳銃を受け取ると、突然 そばにいたランディを撃ちます。
びっくりするシドニーに ビリーは血が偽物であると暴露します。ビリーは刺されたふりをしていただけでした。
刺したふりをしたのは共犯者、スチュアートだったのです。
ビリーは、自分がシドニーの母親を殺害したと打ち明けます。
ビリーは「シドニーの母親が淫乱だったから ビリーの両親は離婚することになった」と責めて、1年前にシドニーの母を殺害。
さらにその後 ビリーはシドニーの彼氏になって、イチャコラして殺すという計画を立てた。
これは全てゲームだったという。スチュアートは押入れに縛っている父を連れてきた。
ビリーとスチュアートはシドニーの父が一連の事件の真犯人だと思わせるために最後の仕上げに入る。
・シドニーは父がナイフで殺害したことにする
・ビリーとスチュアートは父に抵抗したようにみせかせる
・父は拳銃で頭を撃ち抜く
こういう筋書きです。
そのためビリーとスチュアートはナイフで互いに切りつけを始めますが、そこに銃を持った女記者ゲイルが入ってきました。
ところがゲイルはうっかり銃の安全をオフにするのを忘れ、ビリーに本気キックされて気絶。
シドニーはその隙を見て逃亡します。
シドニーは家にあったテレビを倒してスチュアートの頭を潰します。
ビリーもシドニーに飛びかかって応戦。
そこに目を覚ましたゲイルが銃でビリーを銃撃。最後はシドニーがビリーの頭を撃って射殺してハッピーエンドです。
最後はゲイルが現場を中継する様子が流されます。こうしてウッズボローに起きた惨劇の幕は閉じたのでした。