【APEX LEGENDS】S13のランクマッチが格差マッチだった理由

シーズン13のランク分布は酷い。

シーズン13のスプリット1が終了。分布は以下表のようになっている。

スプリット1は プラチナ4がマスターとマッチする歴代最悪の「クソランク」で ランク格差があってもマッチするためプラマス帯と揶揄されていたが、なぜ格差マッチが発生していたのかは下の分布を見ると納得である。 

ランク上位
プレイヤー10万人あたり
プレデター0.112%112人
マスター0.2200人
ダイア10.2 
ダイア20.2 
ダイア30.243 
ダイア41.2461246人
プラチナ11.699 
プラチナ22.178 
プラチナ33.1 
プラチナ49.9289928人
ゴールド113.565 
ゴールド217.466 
ゴールド322.874 
ゴールド433.80833808人
シルバー138.693 
シルバー243.51 
シルバー348.178 
シルバー452.99952999人
ブロンズ157.024 
ブロンズ262.523 
ブロンズ368.453 
ブロンズ482.07482074人
ルーキー99.95499954人

steamDBによると、APEXのランクは一番人が少ない時で同時アクセス数が 10万人程度になる。これは全世界のサーバーを合わせた数なので、日本サーバーだと恐らく 同時接続は せいぜい2万程度である。

ところが 人口はプレデターとマスターを合わせて0.2%。10万人に200人しかいない。

マスターの人が電源を入れて「よし、日本サーバーで遊ぼう!」と思っても 日本サーバーで プレ+マスで遊んでいる奴なんて 40人しかいないのだ。これではゲームが始まる訳がない。

20秒以内にマッチを始めるのには2160人必要

ストレス無くAPEXを始めるのに何人が必要だろうか。

待ち時間を20秒に設定すると1分間に3回 1時間に180マッチを開催する計算になる。ちょうど60人乗りのバスを20秒ごとに送り出すのと同じである。

180マッチを開催するのに必要な人数は10800人。

だがバスと違ってユーザーは負けると また待ち行列に並んでくれる。1マッチあたりの平均プレイ時間を 甘く見積もって10分と仮定すると、1時間で5回は並んでくれる計算になる。

そうすると 1時間を持たせるのに必要な同接人数は ざっと2160人になる。これは控えめな数字でプレマスの1マッチの時間は15分くらいだろう。その場合は2700人必要になる。

ところが全世界合わせても プレ+マス+ダイヤで同時接続が1246人しかいないんだから 足りるわけがない。

特に日本サーバーは人口が少ないので、最低でもプラチナ3やプラチナ4、深夜等の過疎っている時間はゴールド1まで入れないと マッチがスムーズに始まるわけがない。

→こうして実際その通りのクソ格差マッチになったのがシーズン13だった。 これでもランクデザイナーは「正しい方向に向かっている」と言っていたが、とても正気とは思えない。

残念だけど スプリット2も格差マッチは続きそう

アジアサーバーはプラチナ以上の高ランク帯はチャイナチーターが蔓延していて、2試合に1回はクソチーターが混ざっている。

そのため まともなマッチは減っており、シーズン12でソロマスを達成した猛者ですらモチベが上がっていない。

まず 今回ランクが大失敗した影響で APEXのプレイ人口自体が減っている。そのため条件を緩和したスプリット2でも 高ランク帯が不足する状況は大きくは変わらないようだ。

日本、台湾、シンガサーバーはプレイ人口が少ないので スプリット2でも ゴールド帯でマスターとマッチさせられることは確実だろう。

格差マッチを防ぎたいなら 人の多いゴールデンタイムのPM8時から10時までが良いようだ。

健全なマッチを回復させるにはどうしたら良いか → 条件のさらなる緩和
EAのアンチチート対策が脆弱なのは すぐには解決できないので、ダイアやマスターに上がる条件を緩和して それぞれの人口目標を5%、15%あたりに設定すれば格差マッチは減り、チーターとの遭遇率は減少して ハッピーなマッチが増えると言われています。

個人的にはランクの参加条件としてプレイ時間が300時間を超えたアカウントしか認めないという条件を追加する方が良いんじゃないかなと思うのです。

これならサブアカウントでの初心者狩りも減らせるし チーターも減ります。

でもAPEXの復活は早くてもシーズン14以降のようです。


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