これから株を始める人にとっては 分厚い四季報の読み方なんて よく分からないと思います。
私は我流で読んでましたw
今回の本は四季報のどの項目を読めば良いかというガイドをしてくれます。
四季報のどこに注目すればいいか分からない。
株価が10倍になりそうな会社をどうやって見つけるか、気になる人におすすめです。
株の投資スタンスはざっくり2通りあります。 安い株を買って 普通の価格で売るバリュー株。もうひとつは株が大きく育つのを待って売る成長株投資です。
これは成長株を見つけて保持するという成長株のスタンスです。以下 要点をご紹介。
10倍株を探すときの4ポイント
1.増収率が高い…売上高が去年より20%以上伸びているかどうか
2.営業利益率が高い… 売上に対する営業利益率が10%以上
3.オーナーが経営者で筆頭株主… ソフバンの孫社長のように筆頭株主である方が良い
4.上場5年以内… 時価総額が100億円以下のものが良い
時間がない人は四季報のどこを見れば良いか?
・最初の各号のポイント
・最後の編集後記
・特に重要なのは市場別決算業績集計表
日本に上場している会社の儲けが一目でわかる
平均でどれくらい儲かっているのかが分かるので それよりも上だったらいい会社。それよりも下だったら調子が悪い会社という風に見て判断できる。
10倍株を探す場合
これから大きく伸びる場合はテーマに沿ったビジネスをしているかどうかが重要。
儲かる仕事は 人工知能 IoT スマートフォン 人材派遣の分野
これらのは以下の番号に集中しているので ここから探し始めるといいようだ。
3100~3200 3400~3600 3900番
6000~6100 6500番台
試しに 2021年春号で探してみたら コロナの影響で業績は例年よりも悪い(笑)
ただ巣ごもり需要を追い風にして 営業利益率10%以上を超えている会社もある。
コメント欄の見方
企業へのコメント欄は適当に付けられているわけではないらしい。【続伸】とか【連続最高益】といった プラスイメージがある株というのは 担当した記者が 好業績を予想しているという意味らしい。
【数十年ぶり】とかは大きな変化を表す時につけられるコメントで、株価も変動するかもしれないというシグナルとして使える。
PERやPBRで適正株価を算出しようとしたら おそらくAIに負けると思うが、四季報を正しく読んで予想することで AIが不得意な部分で勝負ができると思う。詳しく知りたい方は是非 本書を読んでみてください。
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