(アニメ) 無能なナナ 感想「ガバ設定でも 不思議な人気がある理由」

これはもうね 放心しますよ。そりゃアマゾンレビューも賛否両論分かれると。

プライムビデオでアニメ9話まで視聴終了。dアニメストアHuluでもやっていますので 加入している人は 覚悟して御覧ください。ネタバレ注意

TVアニメ「無能なナナ」PV第1弾

前提として どんな話?

突然 人類の敵が襲来。だが普通の人間では歯が立たない。怪物に対抗するために特殊な能力をもつ学生だけをあつめて学校で教育させることになった。

ここまで見ると「ヒロアカだ!」と思うわけです。

そして 最初は のび太を思わせるような  無気力な男の子をずっと追っていくから こやつが主人公だと思うわけです。つまり のび太がプルス・ウルトラするアニメだろうと…

そしたら全然違ってた。

最初に断っておくと このアニメは頭おかしいんですよ。

普通はヒーロー側が主人公なんですよ。ナルトとかゴクウとか。 誰もオロチマルを主人公にはしないんだけれども それやっちゃったのが 無能なナナなんですよ。

そういった意味では悪役に優しいアニメですよ。ウシジマくんとか ジョーカーとかそっち系ですね。

主人公の柊(ひいらぎ)さんは学園に紛れ込んで、ヒーローを殺さないといけないわけです。そこで守ってくれる人とか助けてくれる人もいるのに そいつらまで殺そうとするから  びた一文 感情移入ができないわけです。

しかも 柊の動機もわからないから 応援しようとは ならないし、あれだけヒロアカが ヒーローってかっこいいよねっていうのを定着させたあとで それを全部ぶっ殺していくのって逆風なわけです。

だから これって柊が死んだら全部丸く収まるじゃんと思いながらみてたわけなんです。

ポンコツの殺し屋

柊が倒さないといけない相手って 人類にとって必要な能力をもっているわけですよ。
治療できる。過去に戻れる。死体の記憶を見れる。不老不死。未来予知。

こんな人達を「人類の敵ー!」っつって殺していくわけですよ。

いやいや 敵はどっちなんだと。殺してくれるなと。

そもそも過去にさかのぼれるなら 速攻で犯行もバレるだろと。で 実際 すぐバレちゃうんですよ。でも なんやかんやで 毎回 逃がすんですよ。

未来予知の時なんて、柊が犯人だって分かっているのに マッサージをさせて、仲間に知らせないで まんまと殺されるわけです。

いやどんだけマヌケだと。写メ取って「柊がハンニン」って言えば終わりじゃないかと

いや待って。きっと これもナナの罠だと。

これは柊が犯人なのは分かっているんだけれども いかに気づいていないふりを続けるかっていうギャグなんじゃないかと。

だって ガス爆発で自分が殺されかけたのに 「犯人はお前かな?」「怪しいけど やっぱ追求はいいや」って そんな事しないでしょ。桜を見る会じゃないんだから

クラスで給食費が無くなって、「柊さんの机の引き出しから みんなの給食費の袋がはみだしているけど 先生は見てませんよ」みたいな

いかに柊さんに気持ちよく暗殺させて、裏をかかせる接待アニメなんじゃないかという風に思い直したわけですよ。

それでだいぶ楽しく見れるようになった。これはギャグアニメだと。楽しみ方はいろいろですからね。

このアニメが ぶっ壊れているのはいろいろあって、作中に 死体を蘇らせるシーンがあるんですよ。5年前の死体を。

あれ?と思って。人間の死体ってどれくらいで白骨化するかっていうのを調べたら 地面に埋めてから3年って書いてあって。

5年も前の遺体が復活するわけ無いじゃんと。下手すりゃ骨も残ってねぇよと

ああいう暑い所では微生物に全部食べられちゃうし 脳細胞も全部なくなるので記憶もなにも残らないんですよ。知れたら美輪さんだよと。

なので これはゲームの世界だなと安心して見ることができるわけですね。

優秀なナナメソッド。

いいなと思ったのは、こんな感じで一人ずつ殺していくならば物語の長さを調整しやすいよねと、大体1話か2話で1人づつ殺していくから、「次のかた!」ってやっていけば 永遠に続けられる。これをナナメソッドと呼ぶことにしました。

能力なんて ジョジョとかナルト読んで それっぽいのをとってきて「また死んだぞ よし次こいつ!」なんて言って つなげていけばいいのかと。

ただ 自分に疑いの目を向けられるのを逸らしつつ殺人を実行するというトリック部分の考案が大変そう。

連載の後半ほど苦しくなるんじゃないかな。だからトリックの部分は両目をつぶらないといけないと思う。

ただトリックで 一番がっかりしたのはネクロマンサーの能力を持つ人で この人が現れてしまうと死者の能力生前の記憶を見ることができるということだから もう詰みじゃん

それで柊さんがあわてて「死んでる人が苦しんでるからやめたげて」って言うんだけど、
ネクロマンサーが「じゃあやめるか」って素直に引き下がるんだよね。

いや もう犯人確定じゃんと。さすがに全員気づくじゃん。止めてるの柊さんだけだし。あれは相当に無理があるなと思う

そのあと 柊さんはネクロマンサーのところに忍び込んで 捕まるわけなんだけれども そこで柊の拘束を解かれるというのも 鮎の放流をみているようで ギャグっぽかった。

DEATH NOTE の場合はどうやって逃れるかというようなところが良かったわけなんだけれども 柊さんは捕まってはリリースされるから もうギャグだなと思うようになったわけですよ。

モラルよりもハイテンポな刺激。

デスノートと違うのはあれは犯罪者を裁くためにデスノートっていう兵器を使うっていうことで、殺す側にもある程度の正当性を与えてたわけなんですけれども これは明らかにテロなんだよね。

人類の敵っていいながら 有能な人ばっかりを殺していくっていうギャグ

正義とか 感情移入とか別にいらんのだ。 視聴者が欲しているのはハイテンポなバイオレンスとミステリーだと、そこに振り切ったわけですよ。

設定は穴だらけだけど、ずっと原作はヒットしている。 もう刺激があればなんでもいけんじゃねーかという そういう流れを見つけているわけです。

2話に一回 人が死ぬからね。餅つきみたいなテンポで死ぬ。警察来ないし マスコミ来ないし 検視官もいない。電話はつながらないけど スマホはある。

主義主張がまともじゃなくても 関係ないのだと 、とにかく雰囲気と殺人事件で読者の興味を引っ張れるっていうのを見せてくれているので パワーがある作品だなという風に思います。

多分 アニメの13話は「この島にはまだ謎があるようです」で終わるんじゃないかな。どんな感じでまとめるかが気になるところです


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