高いGPUでもケーブルが古かったらカクカク
PlayStation 4とかテレビ番組を録画するハードディスクレコーダーは HDMI ケーブルで接続するのが普通ですが
パソコンなんかでFPS ゲームをする時やグラフィックデザイナーはDisplayPortケーブルを使う人が多いわけです。HDMI2.0の性能がそんなに良くないわけで。
Displayportケーブルは、現在はバージョン1.2と1.4というタイプが流通しています。
DisplayPortケーブルの最新はV1.4
DisplayPort1.2ケーブルは2010年くらいに流通しはじめた旧式。それでも1080P画質で144Hz以上出て しかも1000円以下の製品が多いので「これで十分」という感じで選ばれています。実際モニター側の端子もDP1.2のものが多いです
安く済ませたい場合はAmazonベーシックが1100円くらいで売っています。
DisplayPort1.4ケーブルは1.2のアップグレード版で 転送スピードが速いので8K出力にも対応しています。1600円くらい。下位互換性もあります
2.0ケーブルはまだ販売されていません。2020年末あたりから出るんじゃないかと言われています。
DisplayPortとhdmi リフレッシュレート比較表
1080P | 1440p | 4K | 8K | データ | |
120 Hz | 120 Hz | 30Hz | – | 14.4 Gbps | |
240Hz | 165Hz | 60Hz | – | 17.28 Gbps | |
240Hz | 165Hz | 120Hz | 60Hz | 25.92 Gbps | |
240Hz | 240Hz | 120Hz | 60Hz | 48 Gbps | |
Displayport 2.0(UHBR 20) | – | – | – | – | 77.37 Gbps |
HDMIはver2.1で猛追
DisplayPort ケーブルのライバルがHDMIで、HDMI2.0まで転送速度は大したことがないわけですが、HDMI 2.1ケーブルからは大幅に上がって、8Kまで出力できるようになりました。
ただモニター側とコンソール側が HDMI 2.1に対応していないとケーブルの実力は発揮できません。
そして 4Kの120FPSに対応しているのは最先端のテレビだけという感じで、普及はまだ先のような気がします。
DisplayPort ケーブルで迷ったら とりあえずケーブルマターズ製
Amazonで売られているDisplayPort ケーブルは山程ありますが、世界的な大手というのは ケーブルマターズという会社で ここのメーカーは断熱材やノイズシールド、さびを防ぐ加工など ケーブルで実績のある会社です。
1.4ケーブルだと約2メートルで大体1600円くらいで売っています。
DisplayPort ケーブルは1.2から 1.4に移行しつつありますが、HDMIも2.1という高性能なケーブルを出して、これからは より多くの機器がHDMI 2.1をサポートしてくるようです。
2020年末にはマイクロソフトとソニーから新しいゲーム機が発売するのでDisplayPort 2.0とHDMI 2.1のガチンコ対決という感じになるのかもしれません。