【回答】DbDマッチメイクはなぜうまく行っていないのか 2020/01/14

現在の現象

・低ランクキラーと高ランクサバイバーがマッチする
・赤帯サバイバーがマッチしない

原因

・パーティを組む場合、パーティ内の最高ランクのサバイバーの人に合わせてキラーランクを設定してある事。(サバイバー側にランク1の人がいたらキラーもランク1の人を当てる)

・その影響で高ランクキラー数が不足している。サバイバーに対して高ランクのキラーが足りないので 低ランクのキラーとマッチさせるしか無いのが現状

・なるべくランク±6の範囲内でマッチするように設計しているが、そうなっていない報告もあがっている。

(詳細)

Donnary21st_BHVR 11月 2019 編集されました

この投稿はDBD公式フォーラムでの書き込みです。
マッチングシステムに関しては2019.11月~2020.1月まで同じ状況です

このあたりで開発チーム側から見た現状と調査してわかった点と改善点、今後についてお話ししたいと思います。

まず仕様のおさらいです。

  • ランクが±6以内のプレイヤーとマッチングするのは正常な仕様です。(ランクのアイコンの色はマッチングでは考慮されていません)
  • 場合によってはランクの色が離れているプレイヤーとマッチングすることもありますが、マッチング待ち時間とのバランスを考慮した結果「±0からマッチングを開始し、相手が見つからなかったら少しずつランクを広げていく、でも±6より大きくは広げない」という仕様が設定されています。
  • 最大でランク±6というのは小さくないことは分かりますが、この差を縮めれば縮めるほどマッチングの待ち時間も長くなっていく二者択一になっています。そのため、現在は±6というランクと時間の中間点が設定されています。
  • 殺人鬼だけが常にランクが上の生存者とマッチングするような設定(つまり、殺人鬼だけがマッチングで不利となる設定)は存在しません。ランクが高い殺人鬼と低い生存者がマッチングされることも普通にあり、それもまた正常な仕様です。

ここまでは以前お話しした通りです。このディスカッションに参加されている一部の方が、私が「殺人鬼だけが不利な仕様となっているのではなく、もしそのような状態ずっと続いているのであれば運かタイミングの問題」と発言したことに対して動揺されている様子がありますが、従来からお伝えしている通り、殺人鬼だけが不利となるような仕様は存在しないことは重ねて強調しておきます。自分が不利なこともあれば、相手が不利なこともあります。このゲームは5人のプレイヤーが揃って成り立つのですから、中立的な視点で遊んでいただけることを願うばかりです。

その上で、「殺人鬼と生存者、どちらのランクが高くなりやすいか?」という点を調べたところ、現在は生存者のランクの方が高くなりやすい傾向があることがデータ上も確認できました。大きな変化が生じたのは3.2.1アップデート配信後、つまり生存者パーティが最も高いランクを基準にしてマッチングするようになってからです。

今まではパーティ内の平均ランクでマッチするように設定されていたものが最高ランクの生存者のランクによってマッチングされることにより、全く同じプレイヤーのグループでも、マッチメイキングシステム上は急にランクが上昇する現象が中~高ランク帯で発生しました。そのため、現在はマッチメイキング上で高ランクと判断される生存者 (つまり、ランクが異なる生存者たちの混成パーティ) が急増しており、その生存者とマッチングするだけの高ランク殺人鬼が足りず、結果的に中~高ランク帯の生存者が長時間待機した末に低~中ランク帯の殺人鬼とマッチングされている、という現象が世界的に起きていることがわかりました。

現在この点の改善策を検討中です。生存者グループのマッチメイキングの仕様を元に戻すのか、あるいは従来通り生存者や殺人鬼のランク査定を調整して人口分布を調整するのか、あるいは他の手段を取るのか。結論は出ていませんが、可能な限り5人全員がフェアに感じられ、かつマッチングが長くなりすぎないような着地点を探していきたいと思います。

さらに、皆さんにサポート窓口にご報告いただいているランクが±6より大きいプレイヤーとマッチングするケースについても調査しました。これについての理由は2つあります。

1つ目は専用サーバー (現在はSteam版、Switch版、MS版でテスト/稼働中) における不具合です。現在、一度5人でのマッチングが完了後、殺人鬼がロビーを退出するとマッチメイキングが予期しない動作をする不具合が確認されました。これが発生すると±6範囲外のプレイヤーとマッチングする可能性があります。(※注: 専用サーバーでは殺人鬼がホストとならないため、殺人鬼がロビーから退出したあとは生存者4人がロビーに留まったまま次の殺人鬼を待つ形になります) この不具合は今後修正予定です。詳しい情報をサポート窓口にご報告いただきありがとうございました。

2つ目はランク20~16で適用されていた別ルールについてです。ランク20~16は一度通過するとランクリセット以外では元に戻らないという特性から、この層の総プレイヤー数は少なくなりがちです。そんな中でもマッチングを長くなりすぎない待ち時間で成立させるため、±6とは別の計算式が適用されていました。ただこの別ルールによって、場合によってはランク10以上の高ランクプレイヤーとマッチングする場合がありました。

設計上は仕様の範疇だったのですが、さすがに問題であったため直近でこの別ルールは廃止されました。現在はランク20~1すべてのプレイヤーが±6以内のプレイヤーとマッチングするようになっています。これによって初心者のプレイヤーが極端に高ランクの人とマッチングすることは (上記の不具合が発生した場合を除けば) なくなったはずです。

ランクによって人口分布がバラバラ

 低・中ランク高ランク(紫・赤)
サバイバー少ない多い
キラー多い少ない

現在 ランク20~12はキラーに対してサバイバーが少ない状況です。そのため低ランクでキラーをプレイしようとしても 何分待ってもマッチしにくいです。

高ランク帯以外では キラーは余っています。

○キラーが多く サバイバーが少ない場合の特徴
・サーチ時間内でレベル差があるサバイバー同士をよせ集める

・サバがいないので 待っている初心者キラーを 高ランクサバと対戦させることもある
・キラーの待ち時間が長くなる

○キラーが不足しサバイバーが多い場合の特徴
・キラーに対して 同じレベルのサバイバーが来る。
・サバイバーでも同じレベルのサバイバーが集まる
・キラー側が短時間でマッチする
・サバイバー側がマッチしにくい。

解消時期:年が明けてからの予定。

DBDの現在の最大の問題がマッチングです。 公式は以下のページ(19/12/19)で現在の状況について説明しています

現在マッチメイキングがあまり良くない状況であることは認識しています。年末年始に向けマッチメイキングシステムを調整してマッチングを成立しやすくし、年が明けてから問題の解消に取り組む予定です。一部の方からは殺人鬼のマッチングに問題があるというご意見をいただく一方で、他の方からは生存者のマッチングに問題があるというご意見をいただいています – これは色々な条件が絡んでおり、両方とも正しいご意見です。皆さんのご意見とご理解、ご協力に感謝しています。

・運営側は年明けからマッチメイクの問題に取り組む予定だとしています。

エンブレムシステムの査定は厳しい

現状DBDはランクが上がりにくい調整になっています。

ランクが上がるほどに評価ポイントを稼がないといけないわけですが、特にキラーの査定は厳しく、緊張感とストレスを強いられるとの報告がフォーラムで多く見られます

マッチメイクに関しては運営も2020年初から取り組むとしていますが、待ち時間を少なくするなり 表示させるなりして快適に遊べるよう対策に期待したいところです。


 
 
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