GPUの価格は正規価格の2倍から3倍と異常に高くなり、ゲーマーが買い控えるようになってから はや1年半が経過していますが、この勢いは来年も続くかもしれません。
Nvidia社のCEOであるJensen Huang氏は、Yahoo financeとのインタビューで、「来年にかけては需要が供給をはるかに上回ると思います」と見通しを語っており 「私たちは、サプライチェーンを誘導するための解決策を持っていません」としています。
インテルもGPU需給のバランスが整うのは早くても2023年になるだろうとしています。
一方、AMDのリサ・スーCEOだけは、2022年後半には状況が改善されるとの見通しを示しています(ただ リサ・スーCEOの見通しは結構外れます)
GPUの供給はSteam DeckやPS5も同様です。転売行為により価格の上昇が起き、流通は鈍化する悪循環が起きています。
GPUやゲーム機本体がユーザーに行き届かない状態で、コロナによる巣ごもり状態から回復が進むと、今度はソフトが売れなくなるため、今後はゲーム産業が打撃を受けるのではないかと懸念されている状況です。