プーチン スタジアムで演説「この虐殺を止めないといけない」

Russian state television cut off Putin speech before he limps off the stage

18日 ロシアのプーチン大統領はロシアのクリミア併合8周年を記念しモスクワのルジニキ・スタジアムで約9万5000人の観衆を前に演説を行った。

プーチンはウクライナでの「特別軍事作戦」を称賛し、ロシアはウクライナからナチスを排除すると述べた。

・クリミア併合を歓迎。軍事作戦は続行する。
プーチンは演説の中で「ロシアという土地に住む私たちは共通の運命で結束している」「2014年3月 クリミアとセヴァストポリは 国民投票で 偉大なるロシアに参加するという事を望み、それを達成した。 彼らはネオナチや過激なナショナリストに対して壁を作るという正しいことをした」

「ドンバスに対して砲撃や攻撃が行われた。これはジェノサイドだ、この大量虐殺を止めることが、特別作戦の主な目的である。」などと述べ、「肩を組み、助け合い、支え合い、必要な時には兄弟のように体を張って銃弾から身を守る。このような団結は長い間なかった」と ロシア兵を賛辞した。

プーチンは聖書の一節に言及したほか、ロシア艦隊 無敗の海軍司令フョードル・ウシャコフの例を出し「特別軍事作戦がウシャコフ司令の誕生日に行われるとは、なんという偶然だろう」と言った。

モスクワ警察によるとスタジアムには約9万5000人、外に10万人集まったという。

なんでプーチンは撃たれなかったのか
ウクライナの攻撃には多くのロシア人が反対しているため、観客はスタジアムに入る前に厳格なセキュリティチェックを受けていた。

ウクライナや西側に関連するシンボルも持ち込みは禁止。Sotaによると、スタジアム付近では多くの独立系ジャーナリストが拘束され、後に全員が釈放されたという。

参加者が多かったのはなぜか
ロイターなどのメディアによると ロシアの国家公務員は このイベントに参加することを命じられたと報じている。さらにニュースチャンネル「Avtozak Live」が公開した写真によるとイベント参加者の一部は500ルーブルが貰えたようだ。

国営テレビが中継ミス
国営テレビはプーチンの演説が終盤に差し掛かったところで、中継ミスが発生し、イベントに参加していたミュージシャンの歌の映像に切り替わった。その後 しばらくしてプーチンの演説に戻った。国営テレビはサーバーの問題が発生したとしている。


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