Metro シリーズ 3作品のストーリーを解説(ネタバレあり)

Metro 2033(2010発売)

2013年、核戦争によって地上の人類はほとんどが死滅し 一握りの生存者は、かろうじて地下鉄内のトンネルに逃れて暮らしていた。モスクワの地下鉄では 生き残った住民が物資を回収したり、キノコを栽培して食料としていた。

地上のネズミやクマは恐ろしいモンスターに変異し、空気は重度の放射線を受けてガスマスクなしでは生きられない場所になってしまった。

地下では 共産党とナチスが台頭し、それぞれの過激な思想をを広めようと抗争状態にある。その一方で盗賊たちは 通貨として使われる銃弾を得るために 民間人を殺し、略奪を繰り返していた。

ダークワン

ダークワン

戦後20年が経過した2033年、北駅地区は、闇の者たち(ダーク ワン)と呼ばれる謎の集団から襲撃を受け、北駅の守備隊は半壊状態になる。

原爆投下前に生き残った24歳の男性で、駅長の養子であるアルチョムは、メトロ内のリーダーに頼まれ、メトロの中心地 ポリス地区に助けを求めるために長い旅に出る。

以下ネタバレ

アルチョムは道中 襲撃を受けたり 捕虜になったりしながらも なんとか ポリスの大佐ミラーに面会する。

ポリスの評議会は結局 北駅地区の協力を拒否したものの、熱い男ミラー大佐は予備の計画があることを明かす。

それは、植物園にある「ダークワン」の拠点を破壊するのに 十分な火力を持つ ”D6”と呼ばれるミサイル施設を利用する作戦だった。

アルチョムはこの提案を受け、D6の司令部を見つけて起動させる作戦に参加する。アルチョムは大佐とともにレーザー誘導装置を設置し「ダークワン」を撃破する。

Metro: Last Light(2013)

メトロ ラストライトは、1作目の出来事から1年後が舞台。原作者がゲームシリーズのためだけに構想したオリジナルのタイムラインで展開される

アルチョムは D6施設に身を寄せていた。D6軍事施設はメトロの主要拠点として、一時的に 平和維持団体「レンジャー」に管理されている。

しかし、この施設は戦前に作られたもので、どの派閥の管轄でもないため、これ以降誰が管理するのか、6派閥の注目の的になってしまった。

アルチョムは ミサイル攻撃から1体の「ダークワン」が生き残ったという情報を耳にし、自分のミサイル発射が正しかったのかどうか疑問に思いながらも、ミラー大佐からは残党を探し出して殺すことを勧められる。

その結果、アルチョムはステーションからステーションへと移動しながら、戦いを繰り広げることになるが、今回はミラー大佐の娘であり、優秀なスナイパーであるアンナが同行する。

アルチョムたちは、「ダークワン」の生き残りを見つけるが、まだ子供であることが判明する。アルチョムはその子供と心を通わせ、「ダークワン」の1人が子供の頃にアルチョムを助けたことを知る。

さらには、メトロの1つの勢力である「レッドライン」が地区間の 和平会議が開催されている裏で D6施設を占拠し、メトロに避難している人々をミサイルで一掃しようと計画していることを知る。

急いでD6に戻ったアルチョム、アンナ、子供は、メトロの各地域間で行われていた和平会議に間に合い、そこでレッドラインの真の計画が暴露される。

レンジャーたちは、ミサイルバンカーに突撃し、レッドラインのリーダーであるコルブト将軍に挑む。その最中にバンカーに装甲列車が突っ込んでくる。

Metro: Last Lightでも エンディング分岐がある。グッドエンディングでは アルチョムが被害を食い止めるために バンカーのミサイルと共に自爆しようとしている所を 子供に止められ、復活した「ダークワン」たちと協力してコルブト将軍を撃破する。

#1【FPS】弟者の「メトロラストライト」【2BRO.】

Metro Redux(2014)

メトロ リダックス - PS4

2033+Last Lightを2本まとめたもの。
メトロリダックスは『Metro 2033』と『Metro: Last Light』の2部構成のリメイク版。これをやれば 上の2作が一気に楽しめるというお得な作品。Reduxは、『メトロ2033』がソニーのPS機でデビューした作品でもあります。

Metro Exodus(2019)

【PS4】メトロ エクソダス 【CEROレーティング「Z」】

メトロエクソダスは、シリーズLast Lightに続く作品。時は2035年。アルチョムは単独で地下からモスクワの地上に出て、生き残りの人類を求めて捜索を始めます。

今回は妻であるアンナとレンジャーのチームが冒険をサポートしてくれます。「オーロラ」と呼ばれる装甲列車に乗って ロシアを横断する旅が始まります。


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