おそ松さん 第3期の感想「時代はクズな6つ子を求めている」

TVアニメ「おそ松さん」第3期 本PV映像

こんにちは。6つ子のクズっぷりが一番分かるのは “息子選抜選手権 “だと思っています。

おそ松さんは今期3期目。いや今期もAmazonプライムでダラダラ見ているわけです。

今回もニートたちのくだらない日常を描くのかなと思ったら、いきなり主役が交代して明らかにジャニーズ系のイケメンが主役。

6つ子は主役としてはゴミなので 再生工場に連れて行かれて うんこにされてしまう。色とりどりのうんこで よろしい。赤いうんこは血便みたい。

最終的には うんこたちが イケメンを倒して おげれつナンセンスを復活させるというような流れになっている。

もちろん これは 今のテレビ番組の風刺。

当たり障りのない番組しか今は作っていないじゃないかー! と。 

「みんなアジェンダとかマイノリティとかコンプライアンスばかり気にしやがって。結局何も残らないようなクソみたいな番組を量産しやがって」なにがスッキリだと。

だけど実際に大衆が見たいのはどっちなんだ。「本当は俺たちニートやクズが見たいんじゃないのか」っていうような話なんです。

そうなんですよ。

で 今世の中ってクズ不足なんですよね。

みんなクズを求めている。

一時期 迷惑系ユーチューバーとか 明らかにおかしな人達が出てきてすごい叩かれたんだけど あの人たちは裏を返せばすごい好かれていて、すごい注目を集めたわけなんですね。

ものすごい需要がある中で とんでもないクズの大物が出てきたので叩かれた。

昔から 首吊処刑場の見物とか人気があったわけなんだけど クズが自分より下のクズを叩きたいみたいな欲求があるらしい。

ところが SNSが普及してからは クズが減ったわけです。

そらそうです 手加減できないバカが叩くから誰もクズな部分を見せなくなった。

バカッターも減りました。

手加減をしないバカが叩き潰した結果、叩けるクズが絶滅したわけです。そういった意味ではネットっていうのは 誰もが見れると面白いものは見れないわけですね。

で、おそ松さんっていうのは時代とともに ネタを変えることができるから 名探偵コナンみたいな感じで長続きするんじゃないかと思っているところです。

ここおかしいんじゃねえのっていう  世の中の歪みをうまく突いてくるので そういった意味では かなり面白いアニメで3期も期待です。


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