【忙しい人用】 4分で説明する俺ガイル（2期までの）あらすじ

Amazon プライムビデオで流行っている俺ガイル3期。7年かけていよいよ完結ということで盛り上がっていますが、残念ながら私は1期も2期も見たことがないので 3期からみるという人のために 5分くらいでこれまでの話がだいたい分かるように解説してみたいと思いました。

・24話を5分で全部まとめる

陰キャの主人公ハチマン

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主人公は高校2年生の男の子　比企谷八幡（ひきがやはちまん）。性格は陰キャ。教室の隅で誰とも会話せず　誰も寄せ付けずポツンと座っている地蔵みたいな人物です。

ワタモテの主人公といい感じで気が合うかもしれません。しかしこのハチマンは人の気持ちがよく分かり、どう動かせばどう転ぶかという戦略を考えるのが得意だったりします。

奉仕部へ

ハチマンはあまりも友達がいないので担任の先生は心配して奉仕部なる部活動に無理やり入れます。奉仕部というのはいわゆるなんでも屋で悩みを抱えた生徒の相談に乗る部活です。

陰キャのプロ八幡が部活動に入ってみるとそこには意識高い系の美少女雪ノ下がいました。

孤高の美少女雪ノ下

雪ノ下は頭が良く、運動もでき、可愛くて男性受けも良いのですが、グレタ並みに口が悪く人の弱点をズバズバ言う孤高の女子です。頼れるお姉さんですが、友達はいないという点は八幡と同じです。

第3極

さて、八幡も雪ノ下もコミュニケーション能力は低いですが、そこにもう一人の中心人物由比ヶ浜（ゆいがはま）が加入します。由比ヶ浜は成績も運動も人気も普通ですが、コミュ力が高く、この由比ヶ浜があいだに入ってまあまあと八幡と雪の下の間を取り持つ感じで3人仲良く部活をすすめていきます。

最初は合わない性格

雪ノ下のポリシーは問題が発生したら死ぬまで努力して乗り越えろという過酷なもので、一方の八幡はどうしても超えられない壁があるのなら別の解決策を探せという雪ノ下とは違うアプローチです。

補い合う2人

たとえば由比ヶ浜がうまくクッキーを焼けないと部室に相談に来た時も雪ノ下はできるまで努力しろという方針で物事をすすめます。一方の八幡はもらう男の立場から味のまずさはどうでもよく一生懸命作ってもらうだけで男は満足なんだと見落としている点を指摘することで問題の解決を促します。

認め合い

八幡と雪の下は二人の問題解決モデルや思想信条はまったく違っていますが、お互いに自分には無いものをもっているために、徐々に惹かれ合っていきます。

人を寄せ付けない理由

八幡は非常に傷つきやすく、自分が傷つく前に相手に近寄らないし、近寄らせない。予防線を貼りまくるというのが特徴だと分かります。

同様に雪の下も友達を欲しがっていますが、自分が嫌われていると思っているので、由比ヶ浜に友達だと言われると戸惑う一面があります。雪の下は相手が八幡ですら気軽に遊びにも誘えません。ちょうどハリネズミのジレンマをみているようです。

最初は自己防衛の塊だった八幡も、雪の下や由比ヶ浜との交流を通して、上っ面ではなく、自分が傷ついたとしても相手の気持がわかりたいとぶちまけるのが2期のクライマックスだったりします。

不器用だって良いじゃないみつを

不器用な男女同士のラブコメそれが1つのテーマです。それだけ聞くと「かぐや様はこくらせたい」にテイストが似ている気もしますが、ちょっと違う気がします。

八幡は相当ひねくれているので、かぐや様っぽいタイトルに変えるならば、「かぐや様を告らせたいとは俺は思っていないけど、かぐや様が俺を好きって言うのなら、それは俺を吊るためのフェイクだとしても、女の子にそんな事いわせてちゃんと返事をしないってのも人として失礼だしクラスのみんなにどういう目で見られるのか分かったものではないから、敢えて俺も好きだって言っておこうだがこれは本心ではなく礼儀からくるもので、そもそも高校は恋愛をするような場ではない。恋愛なんて断じて間違っている。」というようなタイトルでしょう。

三角関係が決着

そんなこんなで不器用な八幡＆雪の下はどんどん近づいていくのですが、困ったことに、由比ヶ浜も八幡の事が気になっているようで、同時に由比ヶ浜と雪の下は友達ということもあって、この三角関係は2期の終わりまでモヤモヤさせたまま決着がつきませんでした。

その流れで最終章となる3期に突入したという流れです。ドラクエ5でいうとビアンカかフローラ、究極の決着が八幡を待っています。

以上 2期までの大まかなあらすじでした。