TOP5|連続再生時間が長い ワイヤレスイヤホン (左右独立型:2020)

毎日の通勤、学習、ワークアウトに使えるロングバッテリー 左右独立型ワイヤレスイヤホンを調査しました。 特に2020年はBluetooth5.0が登場し 大幅に省エネ化が進みました。

左右独立型は イヤホンの中で最も競争が激しい分野という事もあり、品質が急成長しており この1年で再生時間が1.5倍程度まで伸びました。結果、日常シーンで繰り返し使えるレベルにまで進化しました。

左右独立型はApple Airpodsが風穴を開けましたが、今後はSony WF-SP800Nを始めとする次世代の新型機が左右独立型イヤホンの時代を牽引していくかもしれません。

1. Sony WF-SP800N(13時間)

型式:密閉, ダイナミック|ドライバー:6mm(CCAWボイスコイル)|質量:9.8gx 2|
電池持続時間:9時間(NC ON) 13時間(NC OFF)|Bluetooth Ver.5.0(Class 1)|対応コーデック:SBC,AAC|伝送帯域:(A2DP)20Hz – 20,000Hz

+アレクサ、グーグルアシスタント対応
+車両ノイズを打ち消すノイズキャンセル
+Sony 360 Reality Audioに対応
気軽に使いにくい価格帯

特徴 通勤時の走行ノイズを打ち消すノイズキャンセル機能と、楽曲の臨場感を高める 360 Reality Audioに対応した SONYのハイエンド機。

良い点 音楽再生能力が高いこともさることながら 通話に耐えられるマイクの品質も兼ねている。右側のイヤホンは曲のコントロール、左側はノイズキャンセリングとイコライザの切り替えに使用するが 操作感も良い。AIアシスタントにも対応しているので 歩きながらついでにニュース確認もできる。

悪い点:率直に言って 製品自体の欠点は ほぼありません。2万円を超えているため ワークアウトや通勤時 気軽には使いにくいという程度です。

2. Samsun Galaxy Buds+ (11時間) 

|寸法:17.5 x 22.5 x 19.2mm|重量:6.3g |Bluetooth: 5.0 |コーデック:ACC, SBC |バッテリー:85mAh |ケース:270mAh|操作:タッチコントロール

+装着感、音質共に良い
+スタイリッシュ
+イコライザを搭載
環境音の遮音性はほぼない

特徴 コーデックはAACのみの対応になるが、傘下AKGのビルドクオリティは高く 小型ながら重低音も出る。ノイズキャンセル機能はないものの価格は 抑えられ使いやすい機体になっている。

良い点 AKGの技術が生かされたダイナミック1機のイヤホン。割と低価格ながらも高級機顔負けの5種類のイコライザが搭載されており、音楽に合わせて好みの音質に変えられるため、価格以上の音質になっている。6.8グラムと軽く 目立たないスタイリッシュなデザイン。

悪い点:防水性はほぼない、ipx2なので室内向き。スポーツ仕様ではないので注意が必要です

Powerbeats Pro 完全ワイヤレスイヤホン -Apple H1ヘッドフォンチップ、Class 1 Bluetooth、最長9時間の再生時間、耐汗仕様のイヤーバッド - ブラック

3. Beats Powerbeats Pro (9時間) 

高さ: 5.6 cm|重量: 20.3 g|電力: lithium-ion|ケース寸法 7.7☓7.7☓4.0cm(130g)
無線接続:Class 1 Wireless Bluetooth|ケース接続:ライトニングケーブル|充電時間 5分充電 1.5時間再生

+ iphoneと連動
+ ハンズフリーでSiri起動
+ 安定のBeatsブランド
  充電ケースが大型で持ち運びにくい

特徴 Appleが音響機器メーカーBeatsを買収して作られた最初のハイエンド製品。Apple社の H1チップ(Class1、BT5.0)搭載で接続距離が4倍に伸び、AirPodsよりも優れたサウンドとバッテリー寿命、高速なペアリングを実現。

良い点 iphoneユーザーの場合 「ヘイ siri」と話しかけるとsiriが起動し、バイク通勤でもハンズフリーでiphone操作が可能。接続が途切れにくくワークアウト用として人気が高い。H1チップはAirPods (第2世代) 、AirPods Pro 、Powerbeatsに採用されている最先端チップ。

悪い点 AirPodsよりも音質は良いものの 高価。充電ケースは130グラムと大型で 上着のポケットに入らない。

4. ケンブリッジオーディオ Melomania1(9時間

プロセッサ:Qualcomm QCC3026  |ドライバー:直径5.8mm グラフェン加工ダイアフラム |内蔵マイク:cVcノイズキャンセリング|再生周波数帯域:20Hz – 20kHz |重量:4.6g|ケース重量:37g|レイテンシ:70mS(aptX時)|最大再生時間(ケース込):45時間|コーデック:SBC, AAC, aptX | 充電ポート:MicroUSB|防水規格:IPX5|タッチ式センサー

+品質と価格 バランスの良い高級機
+AAC, aptX どちらにも対応
+ケース含み45時間再生
低音の迫力を求める場合は向かない

特徴 50年の歴史を持つイギリスの名門音響メーカー ケンブリッジオーディオの製品。音質、デザイン、操作感 全てで平均点を超えている機体。目立った欠点が無く ハイレベルな仕上がりの左右独立ワイヤレス。

良い点:バッテリー寿命が長く、それでいて価格が高すぎないというのが魅力。価格に対するパフォーマンスが高い。ケースは軽く、併用すれば45時間再生可能なので1週間は充電が不要。

悪い点MEMSマイクの通話品質は あまりよくない。防水性能はIPX5の生活防水で過信は禁物。ワークアウト向けではなく、室内向けの製品。

5. Anker Soundcore Spirit X2 (9時間)

充電端子:USB Type-C|充電時間:約1.5時間|ケース併用時:36時間再生|重さ:11g(イヤホン単体) 81g(ケース) |防水規格:IP68|通信方式:Bluetooth 5||対応コーデック:AAC / SBC / aptX|接続:Bluetooth 5

+ フック付きワークアウト向けイヤホン
+ 12mmの大口径ドライバ
+ 9時間再生では一番安価
  やや重低音に偏っている


特徴
 1万円を切っているロングバッテリー製品。Ankerの中では最大となる12ミリのドライバを採用することでワイヤレスとは思えない重低音を実現。

良い点 防水性能が高く1m以下の水につけても耐えられるIP6に対応しているので、スポーツ向きに作られた製品だと言えます。スポーツジムなどのワークアウト向けなのでビートの効いた重低音重視になっています。イコライザ機能がありますが、ノーマルの状態でも低音寄りです。バランスがとれた音質を求める場合は Liberty Air2の方が良いでしょう。

悪い点Spirit X2の見た目は大きくかさばり、Powerbeatsのようなスタイリッシュさはありません。

次点. Anker Soundcore Liberty 2 Pro(8時間)

製品重量:約70g|防水規格:IPX4 (イヤホン本体のみ)|通信方式:Bluetooth 5|対応コーデック:SBC / AAC / aptX|充電ポート:USB Type-C|充電時間:15分で2時間再生 |再生時間:最大32時間 (ケース使用時)Bluetooth通信距離|10m

+aptX AAC対応
+ハイブリッド型イヤホン
+ワイヤレス給電可能
本体が厚い
マイクの性能は良くない

特徴 高音担当のバランスドアーマチュアドライバと中低音を担当するダイナミックドライバを組み合わせたハイブリッド型ワイヤレス。

良い点 ノーマル設定では低音と高音が強調され、中音がやや凹むという 万能向けチューニングになっている。イコライザー機能で設定を変えることが出来る。WF-SP800Nのようなノイズキャンセル機能はないものの 上流に位置するサウンドで価格を抑えているのが強み。

悪い点内蔵マイクはほとんどの格安ブルートゥースイヤホン並みの音質しか無い。声は曇っており途切れる。完全に音楽再生用で、電話の着信をしたらスマートフォン側で受信したほうが良い。


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