KZ社のワイヤレスイヤホン Kz-S1とKz-S1Dの違い

2017年9月の製品だけれども、ビルドがしっかりしたKZのワイヤレス、まだ生産されているロングセラーモデルです。

S1とS1Dの大きな違い

・Kz S1は1ダイナミック+1バランスド・アーマチュアのハイブリッド型
・Kz S1Dは 1ダイナミックドライバ型です

KzはE10とT1という前身モデルのワイヤレスイヤフォンを出していたので、S1シリーズで3代目となります。

S2が S1シリーズの後で出ているものの クラウドファンディングスタートなので それは少し趣が異なります。

モデルS1S1D
構成ダイナミック+バランスド・アーマチュア(30095)ダイナミックドライバ
Bluetooth5.05.0
電波距離20m20m
インピーダンス14Ω14Ω
イヤホン感度101db/mw101db/mw
周波数範囲20-40000 hz20-20 khz
本体Battery40mAh40mAh
充電ケース300mAh300mAh
コーデックSBC/AACSBC/AAC
グレーと緑白と黒
連続再生時間3~4時間3~4時間
重量10g (充電器45g)10g (充電器45g)

タッチセンサー式

格安機にありがちなボタン押し込み式ではなく、タッチ方式を採用しています。 プレートに触れるだけで、コントロールができるのが魅力で、操作時に耳に負担をかけない点が魅力です。

1回触る再生/停止
2回触る前の曲(左)/次の曲(右を2回タップ)
Siriを立ち上げる2秒タッチ
電話に出る1回触る
電話に出ない触ったままホールドする

音質

結論から言うと 音質に関しては どちらも同じ程度という感想が多いです。私は完全に色で選んで S1D(白)を購入しました。

S1に関しては海外サイトが周波数グラフを調べてくれていますが、ハイブリッド型のS1は低音が比較的強く8.75/10点 、中高音は同程度で7.75/10点。全体的に音のまとまりがよく信じられない価格だと総括しています。

S1Dは一見S1の劣化版のような印象ですが、PEK複合ダイヤフラムという エネルギー効率の高いドライバを使っており S1のDDとは異なります。S1に比べてやや低音~中音に強く ボーカルが半歩前に出るようなイメージです。

マイナス面としては見た目がプラスチックで高級感に欠けるという所で、どちらかと言えばグリーンのほうがよく見えるとしています。

難点を1つあげるならばApt-Xには対応していない所ですが、AACには対応しているのでiphoneユーザーには特に向いているワイヤレス機です。Ankerもハイブリッド型を出していますが価格が3倍異なるので、コスト/パフォーマンスで考えるとS1が良いように思います。

 

 


 

KZ社のイヤホン ZSシリーズ歴代16種 比較表

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