Amazonでは格安のゲーミングマウスが3000以上も出品されていますが、実は その山に埋もれて実力が高いにもかかわらず割安のまま放置されているマウスがあったりします。
それが今回のF300マウスです。北米では星4.4を超えていて17ドルもするのに 日本では1389円だったりします。
高価なゲーミングマウスに匹敵
普通の低価格ゲーミングマウスだったらスルーした所ですが、これはマウス感度を示す最大DPI値が5000もありましたので 「おや 4Kモニターにも使えそうだ」と思って詳しく調べてみると…
3000円以上するSteelSeries Rival 100を上回る、pixart社のPMW3325センサーを搭載していました。プロレベルの速い操作にも対応できるし、解像度の高さも完全にFPS向きです。
4690円のRazer Abyssus V2(5000dpi)と互角以上の性能です。「なんだこれ…あんまり知られてないだけで実は隠れた名機だったりして…」と思って購入してみたら まさかの正解でした。
ゲーミングマウス2種と比較
Rival 100 | HIRALIY F300 | Abyssus V2 | |
画像 | |||
価格 | 3,436 | 1,398 | 4,697 |
dpi | 250~4000 (250刻み) | 100~5000 (100刻み) | 500~5000 (100刻み) |
最大ポーリングレート | 1000Hz | 1000Hz | 1000Hz |
プロファイル機能 | ☓ | ◯ | ☓ |
ボタン数 | 6 | 7 | 4 |
LED | マルチカラーRGB | マルチカラーRGB | 3色 |
ケーブル長 | 1.8m | 1.8m | 2.1m |
寸法 | 3.8 x 7.6 x 12.1 cm | 4.1 x 6.8 ☓13.1 cm | 3.8☓6.4x 11.7cm |
重量 | 92g | 119g | 109 g |
レビュー (61件) | レビュー(1件) | レビュー(10件) |
特徴を紹介
デメリット
少し縦に長い
Macには非対応
マニュアルが英語
メリット
DPIは100刻みで100~5000まで設定できるので 微妙なスナイプがしやすい
ボタン数も7個と結構多め
ソフトウェアが軽い
一般男性の手にはちょうどいい大きさ
本体にプロファイル5個分の保存ができる
LEDのグラデーションが綺麗なので バトルに負けて凹んだ時はそれを見て癒される
デメリットは少し縦に長い所です、中学生や女性が手のひらを被せるとサイドボタンに親指が届くか微妙です。その場合 指をたてるようにして持つと使えると思います。
ボタンのカスタムは9箇所できますが、恐らく変えるのはサイドボタンの2つと中央のボタン2つだと思います。これも操作に合わせて変更することが可能です。
G300sに比べてボタン数が減ったのが残念ですが、サイドボタンを親指で操作できるので しゃがみボタンを連打しながら射撃したりできるメリットはあります。
プロファイルの切り替えで日常使いも可能
このマウスは プロファイル機能を搭載しています。プロファイル機能は分かりやすく言うとボタン設定のセーブ機能です。
例えば…
日常用のマウス設定→ サイドボタンにコピー/ペーストボタンを設定します。(水色の所)
これをプロファイル1としてセーブします。
ゲーム用のマウス設定→サイドボタンにしゃがみ(C)/グレネード(G)ボタンを設定します。これをプロファイル2としてセーブします。
これで完成です。
あとは 普段はプロファイル1を使っていて、ゲームの時は プロファイル2をクリックするだけで サッとゲームをプレイすることができます。
ある方が断然便利な機能です。
ソフトウェアも良く出来ている
ユーティリティ用のソフトウェアはとても軽く、8.9MBしかありませんでした。メモリも22MBしか使っていないので、ゲームの邪魔になりません。
軽いですが設定項目は十分あります、ボタン/LED/マクロ/DPI/クリック設定と十分にカスタムできます。PCに信号を伝える ポーリングレートも125/500/1000hzで変更可能です。
説明書は英語オンリーなので最初は戸惑うかもしれませんが、見慣れた単語しか使われていないので大丈夫かと思います。
dpiも100刻みで設定できるので微妙な狙いの調節もしやすいです。プロファイル毎に設定できます。
イルミネーションも本格的
ネオンのようにLED色がゆっくり変わるので幻想的です。作業に疲れた時に ボーッと眺めていると気分転換になります。邪魔な時はLEDを消灯することも出来ます。
イルミネーション/単色で光らせる/ライト無しと3つのモードを切り替えることができます。
まとめ
操作性もソフトウェアも文句なしの出来です。このマウスに足りないのは知名度と日本語マニュアルだけでしょう。もしゲーミング会社のロゴを付けて出したらきっと価格は4800円すると思います。それくらいの性能の製品だと思います。
サイドボタンをカスタマイズすると FPS/TPSゲームで 気軽にそいそいっと操作ができるので、かなり便利です。
Windows 2000/ 7 / 8 / 10 / XP /Vista/MEに対応