暗号通貨が暴落した時がGPUを買うチャンス。
GPUの価格は 暗号通貨の値動きと連動しているため これまでは価格高騰で買えませんでしたが、ようやくビットコインが下がりました。
自作PC親善大使の私としては 暗号通貨は1回暴落して欲しい。だってGPUずっと買えないんだもの。 2年くらい待たされる寿司屋とかあったら潰れるでしょ。
もうすぐGPU価格は正常に戻る。
2021年11月まではイーサリアムがアホみたいに高騰していたので、採掘業者は 高値であってもGPUを買えば2～3ヶ月で元が取れるやんと、GPUを買い上げて設備投資をしてきましたが、今では最高値から50％も下落しています。
おまけに電気代の値上げによるダブルパンチで 収益性も低くなります。ですので新規にGPUを購入するのも難しいし、これから採掘を始めようという新規参入者も難しくなります。
ビットコインに利上げがとどめを刺す
世界経済の流れを決めているアメリカの物価は既にインフレ状態で これ以上の金融緩和は望めません。
今まではFRBがバンバンお金を供給していたのでビットコインみたいな ハイリスク資産でも値上がりしていましたが、
アメリカの住宅価格は高騰しておりミレニアル世代は家を買えない状態です。ガソリンも値上がりしているので バイデン大統領の支持率は既に低水準です。
物価の過熱を抑えるためには 金利を上げるしかありません。そうなればビットコインみたいな高リスク資産は売られまくって 同時にGPU価格も急降下する可能性が高まります。
さらに新型もやってくる。採掘を続けられるか？
半導体不足で進まなかったGPU不足も解消に向かっています。新型GPUの供給が戻れば業者は今使っている大量のGPUをどうするのかという決断に迫られます。
前にもありましたが、暗号通貨が暴落すれば、足の速い採掘業者はこれまで溜め込んだ大量のGPUを中古市場に一斉に売却して利益の確保を始めます。（RX570が9000円とかそういう時代もありましたね）
そして 一人が売り始めたら 少しでも早く売ろうと 値下げ合戦が始まり 投げ売りされた中古GPUが市場に溢れるはずです。
以前と違って 今回のビットコイン相場は長期に及んだので 暴落となれば 前とは比べ物にならないくらいのGPUが逆流してくるはずです。
ビットコインマイナーが助かる可能性は ここからさらに暗号通貨が上昇するしかありませんが、中国も恒大問題が出てからは景気は悪いです。
結論 まだ時期が悪い 夏まで待機
とはいえ ほとんどのGPUはまだ割高。安いとされているGTX1660だって税込27,990円でしたが 今は39800円です。
利上げ開始は2022年4-6月期とのこと。金利を上げてくるほど暗号通貨には逆風になるので せめて7月まで待ちましょう。待つほど有利です。
株価とビットコインが2019年程度の水準になって 中古GPU価格が暴落した時が買うチャンスです。これまで買えなかったRTX2070、RTX3070といった高値GPUも 値崩れした価格で買えるはずです。
「すまん GPUがぶっ壊れた。新型買うまでつなぎのGPUが欲しい。」という場合は 今は時価4万円程度のGTX1660でやり過ごすのがオススメです。
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