販売開始から2年が経過した現在でも特に人気の定番ドライブ、それがマイクロンのCrucialシリーズ SSD です。
MX 500は500GB で8500円程度と 一見 安くないように見えますが、事情が分かると驚くほどコスパが良い製品です。
実はこの製品、内部にバッファ用のDRAM を搭載しており、セルの書き換え回数も低減されるので寿命が長くなっているわけです。
他の製品と比べても 5年保証と 異様に耐久性が高いので SSDが壊れてOSを再インストールする面倒くささを低減できる…と こういう理由で みなさんに選ばれているわけです。
SM社のコントローラー搭載で高寿命。5年保証。
SSDはデータを振り分ける コントローラーがとりわけ重要で、MX500の場合は Silicon Motion社の SM2258H という信頼性の高いものを使っています。
これにより、3D TLC NANDの耐久性と保持力を強化しており、普通の製品の3倍以上の寿命になるようにコントロールしています。
それから内部には自社製造の3D TLC NAND メモリを搭載しています。TLC方式は一つのセルに3ビットのデータを書き込む方式で耐久性が上がります。
一方 爆安SSD は QLC という 一つのセルに4ビットを記録する高密度な記録方式をとっています。
そのためクルーシャルはロード時間や アプリの起動時間の作業について高い性能を発揮します。
一般ユーザーの SSD の中ではハイエンドモデルに位置していて、5年の長期保証と高い信頼性があります。
バッファ用の DRAMを搭載して 書き込み速度も安定
またDRAMを省いた製品が多い中で、Crucial MX 500はバッファ用の DRAMも備えているためロードやアプリの起動でも安定した速さを発揮します。書き換えにも強いのでPCのOS換装にもってこいのSSDだと言えます。
クルーシャルの SSD には30GB 程度の領域が SLC キャッシュとして使われている。これは30 GB のゲームを移し替えてる時も約500MB/s で保存できるという事です。
とはいえ最近のゲームは70 GB か100 GB を超える大容量なものも出てきています。しかしその場合も安心でSLC キャッシュが切れた後の速度も450 MB/s とそれほど遅くならないため、実用面での影響はかなり小さく 今の市場ではかなり頼れるSSDといえます。