プロプレイヤー界隈でのワットソン人気は高いが、全体としてみるとピック率は低い。しかしRespawnはワットソンを強化してピック率をあげようとはしていない。
シーズン7 アセンションのパッチで、ワットソンのフェンスのダメージ数は増加したものの、追加のバフはありませんでした。
ワットソンをメインで使うプレイヤーはこれに不満をとなえて、Reddit版 “Buff Wattson please “で開発に不満をぶつけている。
コミュニティの主張は プロの間ではワットソンの人気が高いけれども、それは全体の0.001％で 一般プレイヤーのピック率は下から2番目、新マップのような開けたマップではワットソンを使いにくいので強化が必要ではないかというもの。
ブラッドハウンドのスキャンでフェンスはバレるし、オクタンやローバは通過してくるなど不満が溜まっている様子だ。
これに対して、Respawnのゲームデザイナー Daniel Klein氏が対応して、今のところその必要はないと判断していると答えています。
Klein氏の主張によるとピック率とキャラクターの強さとは別物で、今の所ワットソンはプロプレイにおいて機能しており、ワットソンがいるチームの勝率は高いとしている。
（本サイト調べでは 北米の Global Series上位10チームのうち5チームがワットソンを使っている。）
”なぜワットソンが選ばれないのか？ それは人間は勝つためだけにプレイするロボットではないからです。楽しいからプレイしているのであって、彼女のプレイパターンには明らかに多くの人にとって超楽しくない何かがあるのです”
ワットソンの強さは抑止力にある
ワットソンの場合は フェンスを配置していたから敵が来なかった。パイロンを立てていたから アルティメットを投げてこなかったという見えない貢献がある。
パスファインダーがジップラインで高所を取って 攻撃するのは分かりやすいが、ワットソンがいたから 敵が攻めてこなかった部分は見えにくい。試合に勝った時も そういう部分は見落とされがちになります。
開発内でもワットソンは強さチャートのトップに近い位置にいるので、ピック率のためにこれ以上 強くするという判断はしにくいし 強くしたからと言ってピック率が上がるとも考えにくい。
既にワットソンがいないと成立しないプレイは確立されている、すべての人にそのスタイルが当てはまるわけではないが、フェンスとアルティメットで敵がエリアに侵入してくるのを防ぐのに十分であり、弱いキャラクターではない。
とのこと。
新しく始めたばかりのプレイヤーにはワットソンは使いにくいキャラクターかもしれないものの、チームを組むと弱いとは程遠い 強力なディフェンダーとなるため、調整は必要がないとしている。
これからもプロシーンでのワットソンの活躍は続くと思われる。