【読書感想】★4 ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論「とに書く」

書けと言われても書けない。

作文とか遅かったんで 昼休みに みんながドッヂボールに行った後、むりやりひねり出したりしてたと思い出しましたね。

この本は 千葉雅也 山内朋樹  読書猿 瀬下翔太(敬称略)の4賢者たちが、書くことに対して「いやー もう書くのめんどいよー。下手すりゃ炎上だし。 みんなどうやって書いてんの?」っていう話し合いをしつつ、俺はこんな風に書いているというのを紹介しあっている女子会です。

こんなに頭のいい人たちでも 書くのは苦労しているってのが分かって安心できる内容。

読んだ感じ 
①先に章立てを考えて、内容を追加していくタイプ
②文章のパーツを箇条書きで出していって、あとで まとめ上げるタイプ

っていう2タイプがあるらしい。

私の場合 ①はできない。いやー無理過ぎる。 かろうじて 挨拶文とか学術論文は①なんだろうけど 基本的には②のほうが 文が出やすいよ。そらもう圧倒的に。

よく考えると これは書くことにとどまらず  作ることにも似ている気がする。

だって 漫才の台本とかも、最初に大体のネタ書いて、お客さんに見せて笑ったら続行、イマイチだったら不採用という感じで作っていくらしいじゃないの。

いきなりm1で出せるみたいなネタというのは仕上がらない。そういった意味で②方式というのはなかなか やりやすい 作り方なんじゃなかろうかと思った。

①はジブリの宮崎駿さんみたいな人じゃないと無理だろう。

でも本の内容で 実際にやってみて ああ これは効果あるかもしれないと思ったのは とりあえず思ったことを書いてみるというものだ。書こうと思っても出ないので

あー 辛ラーメン食いてぇ

でも夜だしな

いやー 今しかないだろ。 明日には食欲が消えてるかも知れんし。

ジジイみたいだな それにしても今日のあいつの発言は許せんな。誰が落ち武者系youtuberや。ところで今日の仕事なんだっけ

とかね、こんな風に書き出していくわけですよ。心の中の雑談を外に出す。こうすることでとりあえずその思考は終わるわけですよ。

こうすると 脳の作業メモリの 空き容量を減らすことが できるんじゃなかろうかと思った。

ある程度 意識の向かう先を減らしたほうが、課題に向かいやすくなりやすいんじゃなかろうかと。

あとは関連することを箇条書きにして書き出す→後で並べ替える。こうすると前よりは確かに書きやすくなるなと思う。

そんなわけで書き出しの負荷を下げるっていうのがコツなんじゃないかと 変な所で開花しました。★4 

お薬が効かない時は 堀井先生のこっちもあわせて飲むと効きます。

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