テレビと動画の違いは 単位時間あたりの情報量
テレビは CM をバンバン挟むので時間内の情報量がものすごく少ない。
歌番組だと 歌手が出て インタビューがあって 一旦CMですって言って、その後やっと歌う。
ところが動画だといきなり歌う。待たされて5秒なので時間あたりの情報量が濃い。これが動画とテレビの違い。
これからの視聴者はイチイチ待ってはくれない。
動画を作る人は短い時間で3秒で面白いぞとアピールするのが大事なようだ。、でもまぁ忙しい視聴者はテレビで視聴することをせずに ほぼスマホのYouTube で見ている。
オワコンとは言われているけれど それでもテレビは潰れない
皆が見ているものを自分も見たいという人は凄まじく多い。 視聴者が多い限りは企業が広告を打つのでそれ目当てに芸能人として活動を始める人も後を絶たない。
テレビは少ないコストで多くの人に同じ情報を届けられるというメリットがある。災害時にはこういった特性が役立つので無くなりはしないだろう。一方で時間と場所が制約され企業 CM を間に挟むという無駄な時間をこれからも続けるのだろうかという疑問が残る
テレビの生き残り策としては YouTube で違法アップロードをしないようにというような法整備を厳しくしてコンテンツの囲い込みというのをやっていくように思う
YouTube で地上波が終わった瞬間に違法アップロードする人がいると思うが、人工知能の発展で おそらくそうした違法行為は取り締まる方向になるだろうという風に思う。
こうした著作権法違反の動画というものはある日突然消されるので、はっきり言ってやめたほうがいい
youtubeは実はSNS
テレビと動画の2つ目に違う点はテレビは双方向のツールではない。 動画サイトの最大の魅力は放送者とリスナーの相互作用ができるSNS ツールであることだ。
再生数だけでなくエンゲージメントが高い動画というのは価値が高まると思う。再生数は水着のお姉さんを出しておけばある程度伸びる。
エンゲージメント率というのはユーザーさんがコメント欄に書き込んだり、SNSで動画に対して なんか言った割合を示す値だと思っていたが、本書においては「動画が視聴者と強く結びついた時に誰かの世界観が変わること」としている。ちょっと意味が分からない
恐らく 交流が大事ということのようだ。これから動画サイトは忙しい視聴者のために短時間で情報を詰め込む競争になっていくだろう。
結局が視聴者をいかにして獲得するのかその取り合いになると思われる。