第3世代 ThreadRipper3000シリーズ
AMDは北米時間 2019年11月25日、3代目ThreadRipper 3960Xを発売。価格は1399ドル。チップセットは新型の「AMD TRX40」となっています。
ThreadRipper3000シリーズは 未発売のものも含めて いくつかのラインナップが計画されています。
第3世代 7nm Zen2 Ryzen ThreadRipper 3000シリーズ Castle Peak | ||||
モデル | コア/スレッド数 | ベースクロック | ブーストクロック | TDP |
3990X | 64/128 | – | – | 280 |
3980X | 48/96 | – | – | 280 |
3970X | 32/64 | – | – | 250 |
3960X | 24/48 | – | – | 250 |
第二世代Zen+ 12nm Ryzen ThreadRipper 2000シリーズ Colfax | ||||
2990WX | 32/64 | 3.0GHz | 4.2GHz | 250 |
2970WX | 24/48 | 3.0GHz | 4.2GHz | 250 |
2950X | 16/32 | 3.5GHz | 4.4GHz | 180 |
2920X | 12/24 | 3.5GHz | 4.4GHz | 180 |
多数のコアを搭載しており 用途としては 映像の特殊効果担当やデータサイエンティスト向けのCPUとなっています。
スリッパCPUは高価な印象がありますが Intelは、今後のTheadripperプロセッサで予想されるような 多数のコアを搭載した ハイエンドCPUを提供できておらず、AMDが再びハイエンドCPUの頂点に立つ可能性が高まっています。
3000シリーズでは CPUソケットは第2世代までが採用していた TR4ではなく 新しい sTR4に変更になっています。
TR4ソケットとの互換性はないため これまでのThreadRipper PCのマザーボードは使えません。