モニター用ヘッドホンで音楽を楽しむ事ってできるの?

モニタリングヘッドホンと聞くと、アーティストがレコーディングの時に使う印象だったり、音にこだわるDJの方が使っているというイメージですが、日常用として使うのはアリですか?

picture:amazon ATH-M40

楽しめますし、使っている方もたくさんいらっしゃいます。ただ市販のヘッドホンとモニターヘッドホンは特性がちょっと違います。

モニター用の役割は 例えばアーティストが「俺が歌っている この音ってどんな音なんだろう?」というのをモニターする為に開発されているので、少し性格が異なります。

モニター用の特徴

AKG - 240K

AKG – 240K

・周波数特性がフラットで、原音に近い音が聞ける
・周波数が幅広い
・細かな音まで拾う
・長時間の装着に耐えられるように設計されている。
・部品を交換できる製品が多い
・デザイン的には地味

実際に240Kで聴いてみますと、例えばゲームで爆発がおきると ボォン!とびっくりするような音量で鳴ります。調整がされず そのまんまの音が飛び出してくるので臨場感は上がりますが 長時間聴いていると疲れてきます。

無編集なので アイドルの生声を聞きたいという場合には向いていますが、あんまり一般的ではありません。


モニターは なぜ聞こえない音まで再生できるようにしているのか。

audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M40x
15~24,000Hz

人間が聞こえる周波数はおおよそ20Hzから20000Hzなのに、なぜモニターヘッドホンはそれよりも幅広い周波数を出力できるようにしているのか、というのがナゾでしたが

例えば、楽器をジャーンと鳴らした時には可聴域より低い音も高い音も出ています。場合によっては100Khzを超える音が出ていたりするそうです。モニターヘッドホンはそれをそのまま再現するために、わざわざ可聴域よりも広い周波数で出力しています。

でも、それを再現したとしても聞こえないなら意味がないんじゃないのと思うんですが、オーテクさんの解説では実は可聴域よりも高い周波数が可聴域の音に影響を及ぼし、聞こえ具合に影響するとおっしゃっているので、実は聞こえない周波数も役に立っているようです。

これに関連して言及しているDOSV2017年11月号も購読してみたのですが、その文中には可聴域を超える音は耳では感じないが、体で感じることができるとありました。私の感覚ではさっぱり分かりませんでしたが、ここらへんは個人差があるかもしれません。

有名なモニターヘッドホンメーカー

 モニターヘッドホンを製造する有名メーカーはAudio-Technica, Beyerdynamic, Sony, Shure, Fostex,AKG, Pioneerなどです。

聞こえすぎる
モニター用は安いのに よく聞こえるというメリットはありますが、ノイズ探しヘッドホンとも呼ばれるように 細かい音まで再現する特徴があります。

編集をする時は細かいミスだったり、背景のノイズだったり、ミキシングを失敗してたり、マスター版で失敗してたり…と探せるヘッドホンの方が優秀なので、非常に敏感に作られています。音をぼかさないので、悪い音はそのまま出ます。

またポップス歌謡曲はモニター用ではない普通のHi-fiヘッドホンで再生されることを前提にチューニングされているので、ポップス等を聞くときには普通のHi-fiヘッドホンのほうが心地よく感じます。


3000~約10000円で買える格安モニターヘッドホン6種

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