Docooler KM8 PRO TV Box レビュー 【ゲームもできるセットトップボックス】

今回購入したのはアンドロイドゲームもできる ちょっと高価な(7600円位)
「Docooler KM8 PRO TV Box」のレビューです。

テレビにつないで動画やゲームが楽しめるアンドロイドTVボックスです。
いつものように安心と信頼の自腹です。

この商品にはどんな良さが?

前に買った製品 SAMMIX R95はYoutubeやネットフリックスなんかの動画再生はバッチリなんですが、ゲームは難しかったわけです。

それで次に買うのは「Googleプレイ」のゲームが大量に遊べるものにしました。この製品は8コアCPU が積んであって、RAMも2GBあるので3Dゲームを快適に遊べます。さらに高性能な割に低価格なのが魅力です。

Docooler?

メーカーのDocoolerという会社は聞いたことがなかったので調べてみると、香港に拠点のある企業のようで、日本だけではなくて北米やカナダのウェブサイトで様々なIT機器を販売していました。

こんな風に製品が航空便で届きました。3/7日に発注して14日に到着。結構時間がかかります。ただ送料は無料でした。

中身にプチプチが貼ってありましたけど、箱にダメージがありました。本体にはキズは無かったので良かったです。


ゲーム画面

グーグルプレイから”アングリーバード”をダウンロードしてプレイしてみましたが、快適に作動しました。アングリーバード・GOも快適でした。

「鳥をパチンコで飛ばして 緑の豚に当てるゲーム、アングリーバード」

ファイナルファンタジー ブレイブ エクスヴィアスも動作します

アスファルト8の画面もとてもスムーズ。私のロジクールK270キーボードだと操作できませんでしたが、PS3のコントローラーと、sixasis controllerという220円のアプリで動作しました。

中身を確認

箱を開けるとこんな感じで入ってました。


Docooler KM8 PRO
HDMIケーブル/英語の説明書/本体/5V用ACアダプタ/リモコンが入っています。

Docooler KM8 PRO

本体はサラッとした質感で指紋がつかないタイプ。携帯と同じくらいの軽さです。前面に電源ボタンがついてます。

背面にはイヤホンジャック/LAN/HDMI2.0/電源端子が。光端子はないですね。

Docooler KM8 PRO

左側面にはUSB2.0が2ポート/microSDカード用スロット、背面には滑り止めのゴムが4か所付いています。

Docooler KM8 PRO

リモコンの電源、単4電池2本は付属してませんでした。


本体の電源ボタンや動画早送り・巻き戻しボタン/音量の上げ下げ、インターネットブラウザボタン、文字入力用ボタンなど結構多機能です。

ただリモコンの反応はもっさりしてるので、動画再生の時でしか使ってません。文字入力は無線キーボードでしてます。


さっそく接続するもHDMIケーブルが機能せず、自前のものを使用することに…

起動画面はシンプル

最初の画面はこんな感じ。設定はSETTINGで変更できます。文字やキーボードを日本語に、地域と時刻を日本に設定。

Docooler KM8 PRO

Google Playストアからいろんなアプリをダウンロードできます。

あとでアプリをテストする前にまずはAntutuでベンチマークを測定。

Antutuは人気の高いアンドロイドの中国製ベンチマークソフト。CPU/RAM/GPUといったマシンの評価を一気にできて、総合点を出すから便利です

ベンチマーク。スコアは41089で S912基盤のシリーズとしては一般的で問題ないスコアですね。

Docooler KM8 PRO

スペックを確認

CPU-Zでスペックを確認。アンドロイド対応で、ちゃんと8コアのプロセッサが搭載されています。

クロック数は1.5Ghzのが4コア、1GHzが4コア、GPUはMali-T820で、ちゃんと新しいタイプがのってます。

Docooler KM8 PRO

2GB RAM はスペック通りで問題なし。内部ストレージも余裕があります。

Docooler KM8 PRO

最後に通信速度を確認

100Mbpsの光回線でのテスト。Wi-fiは19Mbps。規格は802.11nですが、普通に動画を見たり、ゲームをする分には全く問題なさそうです。有線はかなり速めです。いよいよアプリの動作確認を。

■NETFLIX


NETFLIXはHD表示なんでしょうけれど、多分フルHD(1080px)ではなくて普通のHD(720px)のほうですね。これは読み込みも快適で、視聴には問題なしです。

■Amazonプライムビデオ

Amazonプライムビデオの方は映りますけど SD画質でした。見れなくはありませんが粗いですね。読み込みは速いのですが残念です、やはりプライムビデオをHDで見たい場合はAmazon Fire TV とか Fire TV Stickでないと視聴は難しいと思います。

picture:AMAZONプライムビデオ  TED2: ユニバーサル・ピクチャーズ 


■Youtube

Youtubeが一番高画質でした。1080pxで快適に動きます。

picture:『Horizon Zero Dawn』 ローンチトレーラー

■Kindleやdマガジンがキレイに映る

Kindleやdマガジンにも対応しています。まさかこんなキレイに映るとは思いませんでした。

これはKindleアプリで見た雑誌、パソコンで見るような感じでサクサク見れます。

週刊アスキー No.1110 KADOKAWA / アスキー・メディアワークス

続いてdマガジンアプリ。最初の雑誌の読み込みに30秒くらいかかりますが、あとはかなり快適にページもめくれて便利。

アマゾン大全 (100%ムックシリーズ) /晋遊舎


総合評価

実際に使用してみまして判定を…

悪かった点は…

・音声ジャックが壊れていた
これは私のだけかもしれませんが、本体背面の音声ジャックが壊れていて、イヤホンをつなぐと接触不良でザザッと言います。なので設定画面から、音声出力をHDMIにしてテレビのスピーカーから再生させています。そちらは問題なく聞こえてます。


・HDMIケーブルが不良品
あと付属のHDMIケーブルは不良品でしたので、自前のやつを使ってつないでいます。


・到着に時間がかかる
それとこれはしょうがないですが、プライム商品ではないから到着までに時間がかかる所ですね。

良い点としては…

・高性能な8コア&2GBRAM(DDR3)なのに7000円台。同クラスと比較してかなりお安い。

・重めのアンドロイドゲームをプレイできる。

・ギガビットLAN搭載で通信も安定してるから動画もサクサク動く。と、スペック的にはかなり使える製品だと思います。

以上を総合すると…100点満点で、60点くらいでしょうか、 ジャックの不具合がなければ75点です。

KM8 Pro はリモコンがついていますが、ミニキーボードやコントローラーをつなげると、テレビをかなり楽しくしてくれると思います。

 

アンドロイドTVボックスの
比較表はこちら

 


 

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