ロシア「ウクライナは研究所で黒死病を研究してる」⇢ロシアの生物学者「全くの嘘」

"Laughable:" US dismisses Russian claims of bio-warfare labs in Ukraine

Top Russian biologist turns on Putin’s propaganda insisting claims of US-funded Ukrainian biowarfare labs researching Black Death, anthrax and cholera are ‘pure lies’ and ‘absurd fakes’

・ロシアの生物学者エフゲニー・レトヴィチン博士が、プーチンのプロパガンダを否定。ロシアは 米国が資金提供しウクライナで生物兵器研究所がペスト、炭疽菌、コレラ等を研究していると言っているが これは「全くの嘘だ」と主張。

水曜日 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はウクライナの研究所が生物兵器を開発しているという主張を繰り返し、ペストや炭疽菌などの病気がウクライナで違法に研究されているとしている。

ザハロワ氏は、ロシア軍がウクライナに進攻した2月24日以前に、ウクライナ保健省がペスト、コレラ、炭疽病などの病原体のサンプルの廃棄を命じたことを示す文書をロシアが所有していると主張した。

モスクワ大学の微生物学者エフゲニー・レヴィチン博士は 侵攻軍が押収したとされる書類を分析し、ロシアの主張を強く批判している。

科学的見地から、この主張はふざけた偽物であり、でっちあげられた嘘であり、何ら正当化されないとしている。

ロシアの申し立てに添付された書類には、ポルタヴァとハルキフの研究所が添付されているが、そこにある病原体はどの微生物学研究所にもある普通のもので、病原体が散布される衛生疫学ステーションですら使われていると博士は言った。

さらに、半年に1回は 病原株を処分する事は普通であり、いずれも危険な病原体ではないとのことである。

文書にもペスト、炭疽菌、コレラが生物兵器として研究されているというロシアの主張を裏付けるような文書は全くない。ウクライナ語もラテン語も読めず、病原体の名前も知らない人が 情報の受け手も分からないことを良いことに プロパガンダとして利用しているだけだとしている。

なぜロシアはバレバレの嘘をつきはじめた?

ホワイトハウスは水曜日に、プーチンが化学・生物兵器をウクライナに配備する可能性があると警告。その後にロシア側はザハロワ報道官らによる ウクライナ生物化学兵器説を持ち出してきている。

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