あのザ エスケーピストの開発が作ったサバイバルゲームということでかなり期待していたんですけれども 正直言って 生焼けです。
残念な点
主人公が成長しない
クラフトのスピードが早くなったり 走る速さが速くなったりするなら長時間やる意味が出てくるんだけれどもいくらやっても基礎体力とかは上がらない。 長時間やっても やりごたえがないので泣けてくる。
拠点の防衛をする必要がない
サバイバルゲームといえば拠点を作ってそこに敵が襲撃してくるから そこを必死に防衛するとのが面白いんだけれども このゲームは マップをあっちこっち移動しないといけない。拠点防衛なんぞできない。
それなのに自分が出かけている時に限って「拠点が襲われている！」と出てくる。いや そんな事言われても 拠点には戻れないほど 遠く離れているので困る。
猿が増えれば増えるほど管理や命令がしづらくなる
猿がどんどん増えてくると こん棒を毎回渡すのが面倒くさくなってくるし そもそもサルが何を持っているのかも判別しにくい。
みんなでアイテム集めをしようものなら サルたちが勝手に持っているこん棒を地面に捨ててしまうので また一から渡さないといけなくなる。 相手がパンくんでもドロップキックしたくなる。
またさらにサルにアイテムを作らせる時は 違った工具を持たせないといけない。その時にサルは持っているこん棒を捨てる。 「道具を2個持て」といいたい
サルをワンタッチで命令できない
サルに指示する時に 指名して何をさせるかというのを 目の前でして見せないといけない。もうね「やってみせて させてみて」みたいなのをなんで ゲームでせにゃならんのかと。
毎回毎回同じようなことをしないといけないので だんだんこっちがニホンザルになってくる。
1回教えたら攻撃 クラフト 素材集めの切り替えることができたらストレスはなくなるんだけどね。
間違って違うものを渡す
主人公が道具を拾っている時に おもむろに猿がすれ違ってくるので 間違って自分が持っているアイテムをサルに渡してしまう。
さらに それを取り返そうと思うとサルが いちいち動くし 違うサルがかぶるので取り返しづらい。それが何回も重なるとサルにドロップキ…（以下略
大量の素材が必要になるものの 素材を集めるのがいちいち面倒。
サルを使って集めると早いが サルを放って置くと 銀河の果てまで石拾いに行くので 結局自分で全部拾うことになる。しかもサルが近づいてくるので 拾ったアイテムをサルに渡すという
「誰得？」仕様になっている。
さらに武器スロットは1スロットを消費するので 落ちているこん棒を うっかり拾って何個も持つと アイテムスロットが すぐ埋まる。もうね苦行かと。
自分が最強武器を持つよりも 猿の3匹にこん棒を持たせた方が強い
金の刀と金のやりを手に入れることができるんだけれども、 せいぜいこん棒の 2倍くらいの強さしかないし耐久性もイマイチなのですぐ壊れてしまう。誰だよ このバランスにしたの。
ひたすら主人公がこん棒を量産してサルに渡して集団で殴ったほうが強いので 「わしゃトルネコの武器屋か」といいたくなってくる。
クラフトに無駄に時間がかかりすぎ
船を修理するのに1工程だいたい5分くらいかかって 全体だと2時間くらいかかる
修理している間プレイヤーは船をカンカン叩くだけでプレイヤーはそれをただ見守るしかないので非常に退屈。なんでYouTube をスマホで見ながらゲームしなきゃいけないのか謎。
総括
クリアした時に達成感はあるし 自分のペースで冒険をすることはできるんだけれども やることがアイテムを集めて道具を作ってダンジョンに潜るということの繰り返しなので 1回クリアしたら飽きてしまう。
島からの脱出もジェットスキーを治して脱出とか
気球で脱出とか
他の遭難者を救助とか
オークの王を討伐とか
巨大イノシシを退治したら 特殊スキンが出るとか
海賊船のお宝が海底にあるとか
レーザーガンが手に入るとか
実はダンジョン奥で稀に出るフレアガンで脱出できるとか
色々な選択肢があるんだったら面白かったけれども エンディングは1つしかない。
ダンジョンにも各種大きいボスが居たほうがいいと思う、さもないとマルチプレイは必要だとは思わなかった。
リモートで作ってるから こんな雑なんだろうけど こんなんじゃ信用を落とすと思う。
斬新だし、ポテンシャルのあるゲームだけど 完成版というよりは、アーリーアクセスのゲームに近いなと思いました。