クロスプレイの実装で みんなでプレイできるという良い面と、良くない副作用も出てきたので記録。
パッドが有利じゃないかと言うと「パッドだって練習が必要だ」ってオウムのように言う人がいるけど論点がずれている。じゃあマウスだって練習がいるんだからオートエイム付けてよとなる。
マウスをいくら練習しても 勝てないほどエイムアシストが強すぎるのが問題。
Respawnはこの問題を無視し続けてクロスプレイを実装したけれども この不均衡を いつ どうやって解消するのかが課題。
パッドが強すぎて勝てない時代
混ぜるな危険
もともとクロスプレイが実装される前から ゲームパッドのエイムアシスト機能は強力で、マウス側にとっては不公平だと議論になっていました。
エイムアシストの具合がどれぐらい強いのかというのは公式では公開されておらず 以前データマイナーのiLootGames氏が話題にしました。 オートエイムを1.0とするならば Xbox や PlayStation 4のエイムアシストは0.6 パソコン版のパッドは0.4程度らしい。エイムアシストは、PC版ではなくコンソールの方が強力という事になる。 今回クロスプレイが実装されて PS4やxboxといった エイムアシストがより強いプレイヤーが登場するようになった。 その結果 近距離戦では PC でマウスを使っている人は高確率で撃ち負けるシーンが目立つようになってきた。 |
プロの一部がパッドに逃げ始める
元々 ゲームパッドの操作性はマウスに遠く及ばないため カーソルを敵に合わせる補助としてのエイムアシストだったはずが 上級者になると 補助が効きすぎており バッドが有利、プロチームでもマウスではなく ゲームパッドを使用して大会に出場する選手が出てきている
しかし プロまで補助付きで挑むというのは かなり異常な事態である。プロ野球選手が バットが当たらないから センサー付きの自動追尾バットを使い始めるのに近い。
しかし 少なくともそうしないと勝てない事態まで追い込まれているらしい。
デバイスを統一しない限り論争は絶えない
パッドとマウスを混ぜてしまうと、プレイ条件の統一は図れない。PS4とPCではフレームレートの違いや視野角の問題など細かい違いがいろいろある。
そうした条件に目をつぶっていることからApexの開発スタッフは VALORANTのような競技向けのEスポーツゲームを作ろうとはしていないように見える。
シュラウドはパッドとマウスはカジュアルでは問題ないが競技シーンでは分けないと絶対に揉めると言っている。
カジュアルゲーマーの多い任天堂スイッチに移植した事もあるが、Apexはガチガチには競技の方向は向いておらず どちらかと言えば みんなで遊べるエンターテイメントFPSという方向を目指しているように思う。
APEXを競技と思って マウスで取り組んでいる人ほど 公平性に重きを置くので クロスプレイはオフにしていると思うが、現状運営がエイムアシストをどうするかのアナウンスは無い。
APEXにとって最大の客はPS4のユーザーなので アシストを弱めることはない可能性が高い。パッドで快適に遊べるようにしておかなければ ライトユーザーは離れる。
もちろんカジュアルならそれでもいい。ただランクモードや 競技シーンで マウスでもパッドでも遊べるとしている限りは この論争はなくならないと思われる。