ワールドシリーズ これまでの 最高視聴率は 1978年(ヤンキースVSドジャース)と1980年(フィリーズVSロイヤルズ)同率で32.8%です。
最も視聴率が低かったのは コロナウィルスが猛威を奮っていた2020年(ドジャース対レイズ)。平均視聴率は5.2%、視聴人口978.5万人でした。
これまでアメリカの4大放送局(ABC、CBS、NBC、Fox)がワールドシリーズを放送してきましたが、2000年からはフォックス社がワールドシリーズの独占放送を行っており、2028年までワールドシリーズを放送する契約をMLBと結んでいます。
MLB ワールドシリーズの視聴率推移
開催年 | 視聴率平均 |
1968 | 22.8 |
1969 | 22.4 |
1970 | 19.4 |
1971 | 24.2 |
1972 | 27.6 |
1973 | 30.7 |
1974 | 25.6 |
1975 | 28.7 |
1976 | 27.5 |
1977 | 29.8 |
1978 | 32.8 |
1979 | 28.5 |
1980 | 32.8 |
1981 | 30 |
1982 | 27.9 |
1983 | 23.4 |
1984 | 22.9 |
1985 | 25.3 |
1986 | 28.6 |
1987 | 24 |
1988 | 23.9 |
1989 | 16.4 |
1990 | 20.8 |
1991 | 24 |
1992 | 20.2 |
1993 | 17.3 |
1995 | 19.5 |
1996 | 17.4 |
1997 | 16.7 |
1998 | 14.1 |
1999 | 16 |
2000 | 12.4 |
2001 | 15.7 |
2002 | 11.9 |
2003 | 12.8 |
2004 | 15.8 |
2005 | 11.1 |
2006 | 10.1 |
2007 | 10.6 |
2008 | 8.4 |
2009 | 11.7 |
2010 | 8.4 |
2011 | 10 |
2012 | 7.6 |
2013 | 8.9 |
2014 | 8.2 |
2015 | 8.6 |
2016 | 12.9 |
2017 | 10.7 |
2018 | 8.3 |
2019 | 8.1 |
2020 | 5.2 |
なぜ視聴率が下がったのか?
これには様々な要因が絡んでいています。 野球だけでなく、ゴルフ、テニス、競馬、その他のスポーツで視聴率は大きく低下しています。
背景には テレビ番組の多様化、テレビゲームの普及、NetflixやYoutube等 ネットコンテンツの増加など 娯楽としての候補が増えたことで、スポーツ番組を見なくても 楽しめるようになった事が影響しているようです。
1968年には任天堂のファミリーコンピューターすらありません。
アメリカ国内で 野球をプレイする人は約1560万人(2017年)いるので、野球人気が下がったわけではなさそうです。単純に ワールドシリーズ以外に、自分の見たい番組が現れた、そのため 視聴率が 年々割れているというのが大きいようです。