3行で全体説明 ・なぜか9課が再結成する。 ・現体制を転覆しようとする超人類(ポスト・ヒューマン)との戦いを描く ・ポスト・ヒューマン側にも 色々戦う理由があるので それを探っていくストーリー。 |
あらすじ
2045年。経済災害「全世界同時デフォルト」が発生。世界は持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入。傭兵となった少佐たちの部隊「ゴースト」は南米を中心に戦場を廻り、今は 北米の民間軍事会社オブシディアン社に在籍。アメリカ大陸西海岸で無法者の掃討作戦を行っていた。
3.少佐たちは無法者たちを捕まえたものの、任務の終了後 その腕をかわれてジョン・スミスと名乗る男が現れ、チームごと拉致される。
政府関係者だと名乗るジョン・スミスはチーム「ゴースト」に対して 断ることのできない危険な任務を依頼する。
4.依頼の内容は無法者たちに資金を供給していた人物の捕獲だった。ブラッドロボティックス社のCEOパトリックの誘拐である。
普通の民間人を誘拐する事になるので、政府が関与していると知られるとまずい。
そのため この作戦が成功したとしても チームゴーストは 全員消される運命にある。そんな中チームは作戦を開始する。
5.チームゴーストはパトリックを捕獲しようとするが、パトリックの人間離れした行動に苦戦を強いられる。少佐はパトリックの電脳にダイブするが パトリックは普通の人間ではなかった。
少佐はダイブ中に逆ハックを仕掛けられたため、サイトーはやむなくパトリックを射殺する。
6.パトリックはポストヒューマンと呼ばれる謎の存在だった。ポストヒューマンは全ての電脳を瞬時にハッキングして思うままに操れる存在。ポストヒューマンがデフォルトや世界紛争を起こす原因となっていた。
そこでジョン・スミスはポストヒューマンについて詳しく知るために 少佐たちにポストヒューマンたちを拉致させる作戦だった。
しかしサイトーがパトリックの脳を吹き飛ばしたためにそれができなくなった。
7.チーム ゴーストは荒巻と再開し、ジョンからポストヒューマンについての説明を受けることになった。ポストヒューマンの狙いは現在の社会体制の破壊らしい。
少佐たちは既に捕獲されている別のポストヒューマンに面会に行ったが、突然ポストヒューマンが脱走を企てたため これもやむなく射殺。新たにポストヒューマンを探すことになった。
8.荒巻の奮闘もあり 公安9課は復活することとなった。
公安9課は日本に戻り、日本に3人いるとされるポストヒューマンの捕獲作戦を開始する。 そんな中 ポストヒューマンの一人 矢口サンヂが 突如 管理庁の事務次官を殴って殺害する事件が発生。
公安9課はポストヒューマンについて 本格的に捜査を始める。
ポストヒューマンは元は普通の人間だったらしいものの、ある日を境にポストヒューマンになってしまったらしい。
公安9課は矢口に関しても聞き込みを開始。矢口は失踪直前まで現役のボクサーであったこと。3ヶ月前にポストヒューマンになり、それから 失踪直前には電脳空間でボクシングのスパーリングを行っていたことが分かった。
そして どうやら矢口が絡む殺人事件は90件で どれも不法難民だけを狙って犯行を行っていたようだった。
この難民たちは東京復興計画の労働力として輸入されていた。殺害された事務次官はこの計画のパイプ役だった。
荒巻は「事務次官に汚職はないが、矢口は不法移民を入れること自体が不正だと思っているのではないか。そしてこの復興計画で最も利益を得るのは総理の義理の父(大友産業)だ」と見抜く。 そのまま義理の父の命が危ないと総理に進言する。
そんな中 その義理の父が矢口に殺害されてしまう。 義父が殺害され、復興委員会のトップとなった総理の元に再び矢口が襲撃に現れたが、これは9課が阻止し、矢口の拘束に成功する。
10. 公安9課は 日本に潜伏するポストヒューマンの一人が人々を扇動したと思われる事件を発見する。捜査の結果、これはポストヒューマンの一人 シマムラタカシが作ったプログラム”シンクポル”によるものだと判明する。
少佐とトグサはタカシを追う。
12.トグサはタカシの実家から押収したデータを解析していた所、突如意識を失う。これはタカシのプログラムによるもので、深層記憶を呼び覚ますためのプログラムだった。
トグサはタカシの足取りを追うため、バトーと一緒に タカシが9才の頃に過ごした京都の田舎へ向かう。
そこでトグサはタカシの過去の記憶を追体験する。 タカシは田舎の山奥で妹と一緒に殺人事件を目撃、気づいた犯人に銃撃され妹を失ってしまっていた。 タカシはその場に居合わせた軍人に救出され そのまま軍用の車両に乗って移動したらしい。
ところが、この場面は過去の回想のはずが、 なぜか それを見ていたトグサにタカシが「あなたも乗りますか?」と誘いかけた。その直後にトグサは失踪してしまう。
感想:過去作と比較しちゃうと そりゃもう後出しのほうが圧倒的に不利なので ひとまず置いといて、2045は一気に見るくらい面白かった。
3DCGのおかげで表情の動きも増えているし、隙あらば少佐のローライズ姿を後ろから撮るっていうこだわりが感じられて面白かったw
ビースターズも傑作だったけれど、3Dアニメの未来は明るいですね。
ストーリー的には うるわしの茅葺総理は もっと長期政権でいてほしかったけれど(笑)今回は声優さんもオリジナルなので 素晴らしい。
ただ ちょっと新キャラがかわいすぎる。サイコパスのカラノモリみたいに もっとやさぐれてる熟女が入隊したほうが 9課っぽいと思うw
それでも時系列を あんましいじってないから分かりやすかった。シーズン2が待ち遠しいです。