もうすぐ新モデルが発売されるFire TV Stick いわゆる”セットトップボックス”とは一体何をするための機械なのでしょうか。解説したいと思います。
端的に言うと テレビで動画配信が見れるようになる機械です。
例えばYoutubeやネットフリックスで動画を見たい時は、パソコンやスマートフォンで見る事が多いと思います。
しかし、このセットトップボックスがあれば、ご家庭のテレビに接続するだけで動画配信を楽しむことができます。
Chromecastという機械もセットトップボックスです。こちらもご家庭のテレビのHDMI端子に挿すだけで 動画配信を楽しむ事ができます。
(豆知識:セットトップボックスは、広い意味では放送信号をテレビで視聴できる信号に変える装置なので地デジチューナーなどを指しても使われます。)
代表的なセットトップボックスたち
●AppleTV(32GB)
YouTube、Netflix、Hulu、Vimeo、AppleMusic、iTunes、バンダイチャンネルなどに対応
Amazonビデオ、YouTube、Netflix、Hulu、AbemaTV、DAZN、dTV、ニコニコ動画、Prime Musicなどに対応。FF13等のハイパフォーマンスなゲームも快適にプレイ可能。
●Amazon FireTV stick
・Amazonビデオ、YouTube、Netflix、Hulu、AbemaTV、DAZN、dTV、ニコニコ動画、Prime Musicなどに対応。・パックマンからLEGOのような軽めのゲームをプレイ可能。
●Chromecast
ノーマル ¥ 4,980(税込)
オーディオ¥ 4,980(税込)
ウルトラ ¥ 9,720(税込)
YouTube、Netflix、Hulu、Google Play Movie/Music、dTV、ビデオパス等に対応。Amazonビデオやニコニコ動画には対応していません
セットトップボックスとは別に必要なもの
・HDMI対応テレビ
・インターネット環境
ほとんどのセットトップボックスはテレビに接続すると、そこからご家庭の無線LANルーターを介してインターネットにつなぐ仕組みになっています。
Amazon FireTV stickはなぜ人気?
Amazon Fire TV Stick が人気の理由としては
・動画を見るのに十分なスペックがある。
・比較的に安価。
・安定性が良い(動画を見てもカクカクしない)
・対応している動画サービスが多い。
・利便性(音声機能リモコン)で支持を集めています。
また、パックマンやソニックなどのシンプルな2次元のゲームを楽しむ事ができる所も人気の秘訣のようです。
そしてなにより動作不良を起こした時も返品できたり、サポートが充実していることがあげられます。
Amazon Fire TV Stickの4つの特徴
①他の機械に比べてサクサク動画を見ることができる。
公式ページではクロムキャストとFire TV Stickの性能を比較しています。ページには”Chromecastの4倍のストレージ、2倍のメモリ、2コアプロセッサ搭載でサクサク“とあります。実際に数値を調べてみた所
Chromecast(1世代目)のストレージは2GB、メモリは512MBでした。
Amazon Fire TV Stick のストレージは 8GB メモリ1GBなので確かに間違っていません。
サクサクかどうかは個人差がありますが Amazon Fire TV Stickのレビューを見ていると、
Chromecastと比較しても、動作も安定しているし、見る時間を制限しないと、いつまでも見てしまいます。ちょっとレンタル課金の時にエラーが出ましたが、何度かやったら出来ました。
など確かに 動作の安定性は上だという意見が多いです。
②Fire TVに比べて安価だから、複数のテレビに設置しやすい
Fire TV Stickは本体が4980円と安いので、11,980円もするAmazonFireTvよりコストがかかりません。したがって、ご家庭にテレビが複数ある場合、2台目、3台目のセットトップボックスとして設置する方も多いようです。
③音声リモコンに「ホラー」と言うだけでサッと作品が出てくる。
音声認識リモコンに作品名や出演者の名前を言うだけで、ドラマや映画がすぐに検索できます。Amazonビデオやプライム・ビデオなど特定のサービスだけではありますが、スマホの音声認識のように使えて便利です。
④小型だから持ち運べる
ポータブルな本体で、持ち運びが簡単です。出張や旅先でも利用できます。そこにWifi環境とHDMI端子付きTVさえあれば、どこでも映画がたのしめるのは大きいです。
不便な点 HDMI端子の挿し直しが面倒な時がある。
HDMI端子が1つしかないテレビにFire TV Stickを接続する場合、HDMI端子がうまってしまうので、
ゲームやレコーダー等の機器を使う時には、ささっているHDMIを抜かないといけないのが少し面倒です。
さらに大型テレビの背面にはどうしても うっすらホコリが積もるので、挿し直す時に袖や靴下が汚れてしまうし、何回も抜き差しすると、どちらの端子も痛む事があるので挿し入れしたくない時があります。
そんな時にはHDMI端子セレクタがあると便利です。セレクタは家電量販店やホームセンター等で2000円から3000円台で購入することができます。
↑セレクターの本体にAmazonスティックを挿します
この製品は電源が不要でフルHD 3D /4K/2Kにも対応しており、リモコンが付属しているので 簡単に切替ができて便利です。毎回 ケーブルを挿し直す手間が省けます。
Fire TV Stick 新・旧の比較表
モデル | Fire TV Stick(第1世代) | Fire TV Stick (第2世代) | |
発売日 | 2014 年 11 月 | 2017 年4 月 | |
OS | Fire OS 5 | ||
システムバージョン | 5.2.1.2 | 5.2.4.0 | |
CPU | 最大 1 GHzの2コア ARM Cortex A9 | 4コアARM 1.3 GHz。32 ビット。 | |
GPU | Broadcom VideoCore IV GPU/VPU (Capri VC4) | Mali-450 MP4 | |
最大画面解像度 とリフレッシュレート | (1080p) – 60Hz | (2160p / 4K) – 30Hz | (1080p) – 60Hz | |
ハードウェアデコード | H.264 | H.264, H.265, VP9 | |
RAM | 1 GB LPDDR2 | 1 GB LPDDR3 | |
(512MB system, 512MB video) | |||
容量 | 内部 | 8 GB | |
外部拡張 | なし | なし | |
Wireless | Bluetooth | Bluetooth 3.0 | Bluetooth 4.1 |
HID, SPP プロファイル対応 | A2DP, AVRCP, GAVDP, HID, IOPT プロファイル対応 | ||
Wi-Fi | デュアルバンド 802.11 b/g/n | デュアルバンド 802.11 b/g/n/ac | |
2×2 MIMO | 2×2 MIMO | ||
音声リモコン | -(オプション) | ○ |
pixture:https://www.amazon.co.jp/dp/B01ETRGGYI/ref=famstripe_ftvm
スペック比較:http://www.knowyourmobile.com/devices/google-chromecast-2/23327/chromecast-2-vs-chromecast-best-just-got-even-better-comparison
ご視聴ありがとうございました