APEXのカジュアルマッチ(普通の試合)をプレイするときは、 プレイヤーのうまさに合わせて 同じ様なレベルの対戦者と戦わせるようになっています。
スキルベースマッチメイキング(SBMM)と呼んでいます。
開発の人によれば これはシーズン2の終わりぐらいから こっそり導入されたそうです。EAはSBMMの詳細については語っておりませんが、導入したことは認めています。
どんな風に プレイヤーを分けているのかという基準は公開されておりませんので、ユーザーさんが実験して調べていたりしてます。 以下は「どうやら こうらしい」という説です。
SBMMがどのようにプレイヤーを振り分けているのか
・直近の数試合の ダメージ、キル数、命中率などを平均して ランクを決めている ・1試合で優勝したから すぐにランクがあがるという訳ではない。直近の複数の試合の内容で変化する。(連続優勝しても チームメイトのレベルはそんなに変化しない) ・プレイヤーの通算のキル/デス比率や 通算の平均 与ダメージ等は関係がない。通算キル/デス比率が高くても、雑魚死を続けると 弱いプレイヤーと当たる。 |
例)誰でもAPEXを始めた頃はキルレが0.2~0.3とかそういうレベルだと思います。しかし6ヶ月くらいして 善戦するようになってくると ダメージ量もたまに2000を超えたりします。
そうなってくると 通算キルレが0.6とかでも プレデター帯の人たちとマッチングするようになっています。通算は関係ないです。
キルレ8.73の johnman025さんが調べているので 対戦相手がどんな風に変わるのか、結果を紹介したいと思います。
凄まじい強敵が登場。
15回くらい雑魚死するとリセットされる模様
その後 開幕で溶岩に突入→死亡を繰り返すと 大体10回程度で プレデター帯のダイブ軌道が消え、15回程度でダイヤのダイブ軌道が消えたそうです。
25回 溶岩の中で死亡を繰り返したものが下の動画で、 完全にダイヤのダイブ軌道がなくなっています。
「最近 強い敵が多すぎる」と感じた時は…
ビギナーと上位1%のコアゲーマーとのゲーム時間の差は300倍だそうです。一緒の部屋にしたら 初心者が全く勝てないので SBMMは必要な措置でしょう。どの試合も接戦になるように作ってあります。
現状のマッチでは 普通にAPEXをプレイするだけで 自分の実力にあったプレイヤーさんが集まってくるので、強い人に連続であたるようになったら 「ああ 私って これくらい強いんだな」と思っていいと思います。少なくとも近いです。
スキルマッチを廃止にしてくれというのは 「俺が無双したいから小学生と一緒に野球させてくれ」といっているのに近いです。
とはいっても 一般の人が不満を言うのはいいんですが、dizzyまで言っているので「ああ、それではプロでは やっていけないよね」という印象です。NRGの結果が振るわなかったのも分かる気がします。
SBMMで全力を出し切る
初心者側は 全く勝ち目のない上手い人とはやりたくないと思うので、SBMM廃止は無いです。たまにSBMMが外れますが あれはデータ集め用のA-Bテストでしょう。
順位だけをみて「全然強くならない…」「ハンマー取れない」と落ち込んでいるプレイヤーさんを見かけますが、システムが変わってるので キル数やダメージ数で強さが測れなくなっていて 周りの強さで自分の強さが分かるという感じです。
プロチームTSMの放送をみていると 第5ラウンドで18チーム残存とかがザラにあるので、いかに実力の似通った猛者ばっかりを集めているのかが分かります。 勝てるのは20回に1回くらいでしょう。
王者のTSMも試行錯誤して「お前 ドーム出すの遅いぞ!」「回復しとるんじゃ!」と絶叫しているので面白いです。
試合で「あー こんなやり方があるのか」的な発見が1つでもあったほうが楽しいかもしれませんね。
SBMMの影響で、長く練習していると たまにプロストリーマーともマッチングして楽しいです。
無料で世界レベルの強豪やプロ選手が 登場してくれて本気で相手してくれるので、負けても良い思い出になります。
自分のPCで相手の動きまで 見れるのでSBMMはホント楽しいという印象です。
(追記20/2/5)S4のパッチノートでローンチ時点からSBMMを導入していたと語っています。しかし記録のために残しますが、論争が顕在化し始めたのはシーズン3の途中2019年12月付近からです。S2まではSBMMの話題はまだ上がっていませんでした。
その他 参考
【APEX LEGENDS】スキルベース マッチメイクの方向性まとめ【2019.12】
Apex Legends dev confirms SBMM, explains why it’s actually more popular