[ほぼModel O]AJAZZ ゲーミングマウス AJ390をレビューする

敵にバッシバシ当たるマウスが3000円付近

980円マウスだと精度が足りない。そんなわけで3000円付近のマウスでは突出した性能をもつ AJAZZ社の AJ390モデルを購入。

地雷マウスを踏みまくっても、たまにこんな良マウスに当たるもんですね。

販売元のAJAZZ社は中国深センの新興企業でゲーミング関連製品に絞って開発しています。

低価格ながらセンサーがPixartのPAW3338という破格のマウスです。

スペック

イメージセンサー:PAW3338
解像度: 100 – 16000 DPI
処理加速度:40G
処理速度:400IPS
OS:for Windows 2000/XP/Vista/7/8/10
ケーブル長さ:170cm
接続:USB 有線
ポーリングレート:125Hz-1000Hz

外観

内容物。ご丁寧にソールまで付いている

サイドボタンの出っ張りは1.0ミリで丁度いい押しやすさ。リフトオフディスタンスは非公表だが 実測で1.1ミリ程度だった。


内部部品

内部基盤は1枚だけ。非常に軽量な内装。

PAW3338-AJAZZと書かれています。Pixart社のAJAZZ社向け PAW3338。

マイクロコントローラーは BY8948-00006 これはGlorious Model Oと同じ。

メインスイッチはHUANO製のブルーシェル ブルードット 5000万回耐久モデル。妥協がない。ホイールエンコーダーは10タイプらしいが メーカーは不明。

サイドボタンと ミドルボタンのスイッチ。

ソフトウェア

ダウンロードページ 下载をクリック。

6種類のボタンをカスタマイズできる

6種類のボタンをカスタマイズ可能

ダブルクリック速度 スクロール量 感度の調整

DPIは100刻みで 100から16000まで

マクロは ミリ秒単位で設定できた。

ライトパターンも豊富で 9種類もあります、消灯も可能

Mouse tester

マウスを左右に高速に動かして マウスの挙動XCountを調べましょう。

400dpiから3200dpiまで 非常にきれいなトラッキングをしている。この価格帯とは思えない滑らかさ。公平に見て HyperX pulse fire surgeよりいいんじゃないか まであります。

続いてポーリングレートを調査。ポーリングレートは1000Hzに設定しているので信号が1msから大きく離れていなければok。FPSの場合は30msくらいまでが限界値。

こちらも驚き。結構マウスを振り回したのに最大で12ms程度しか 間隔が開いていません。すこぶる 安定して信号を送っています。

APEXで実践

軽い!バッシバシに当たる。

センサー精度と感度はHyperX pulse fire surgeなみに良好。軽さも相まって、肩やヒジへの負担がかかりにくく疲れにくいのが良い。

サイドボタンにコントロール(しゃがみ)を当てはめて動かしているけれど こっちも押しやすい。

結論

正直に言って 驚きました。精度と使いやすさ、価格で文句なしの星5です。強いて言えば ユーティリティソフトが英語表記というくらいですが、これも感覚でなんとかなるレベルです。

Model Oのクローンの1つなので、斬新さは別に無いですが、5000円レベルのマウスに匹敵します。作りも悪くなく、性能はAクラス。

これフリック操作の時に手首に負担がかからない。マウスの重さでこれだけ変わるとは思いませんでした。

ただこういう 良いマウスはAmazonから消えるのも速いので 供給が続くかどうかです。

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