スマートフォンからパソコンにデータを送ろうとしたらめちゃくちゃ遅かったので、やっぱり有線の方が速いよねと思ってUSB3.2ケーブルを買ったわけです。
このケーブルだと1秒で500MBの動画がPCに送れると。
ところが 買ったあとで気が付きましたが、上のケーブルは安いけども Gen1ケーブルで、世代的に旧式。
いま流行りのケーブルはSS10とロゴの書かれたやつで、これだと1秒で1 GBの容量を送ることができます。これはAmazonベーシックで1000円くらいで売られています。しまった。
最近のUSBケーブルは3.1とか3.2とか種類がありすぎて混乱しますが、表にまとめるとこんな感じです。
USB3.2ケーブルの違い
ロゴ | 転送速度(Gbps/秒) | 転送速度(GBps/秒) | USB-A, B, micro B | USB-TypeC | 別名 | |
USB 3.2 Gen 1 | 5 | 0.5 | ○ | ○ | SuperSpeed USB 5Gbps | |
USB 3.2 Gen 2 | 10 | 1 | ○ | ○ | SuperSpeed USB 10Gbps | |
USB 3.2 Gen 2X2 | 20 | 2.4 | – | ○ | SuperSpeed USB 120Gbps |
別名はあまり使われていません。
どれ選ぶか迷ったらロゴを見るといいです。
主流がSS10と書かれているやつ。1秒間に10ギガビット(1ギガバイト)のデータを送れるのでSS10というロゴが付いています。
AmazonではUSB3.1 Gen1って書いてるのがあるけど?
USB 3.2 Gen 1の旧式名がUSB3.1 Gen1 |
USB 3.2 Gen 2の旧式名がUSB3.1 Gen2 |
3.0とか3.1とか乱立していたので 「名前がややこしくて分からん」と批判を受けて、2017年に名前を統一して「USB 3.2 GenXXX」という感じにしました。
USBケーブルをわかりやすく見分けるには?
USB3.0とか3.1とか数字を見ると混乱するので まずは①ロゴを見ましょう。(繰り返し)
ところがAnkerなどの製品にはロゴが書かれていません。ええ、書かれてないのもあります
そんな時は②転送速度を見ましょう。
そうすると 5Gbpsで「Gen1」のケーブルなんだなとすぐわかります。これは私の買ったケーブルと同じ性能のやつですね。
現在の主流はGen2タイプで、下位互換性があるので、例えば 今使っているスマホがGen1であっても充電できるし データも送れます。
最新式USB 3.2 Gen 2X2は両側とも USB Type-Cのものしか無い
Gen 2X2ケーブルを使っている人は あんまりいない、かなり少数派だと思いますが、100Wの電源を供給するケーブルということで Gen 2X2ケーブルも登場し始めています。
5年後くらいには主流になっているかもしません。