【解説】なぜ中華bluetoothイヤホンは似たりよったりになるのか

前回の続きです

無名 中華bluetoothイヤホンが似たりよったりになる理由

https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/electronics/3477981

ANKERと違い中華bluetoothイヤホンはどれも似たような性能の製品が多いです。これは内部部品をサプライヤーに頼っている事が大きいためです。

中国大手の製造現場もイヤホンのアセンブリや検査が主体で、自社で開発しているのはハウジングくらいです。

もともとブランド力が無いので、高級機を狙っておらず 30ドル近辺の製品が中心です。そのため部品に資金を投入できません。

安価な中華イヤホンは 1世代前のBluetoothチップを使ったり、クアルコムやメディアテック社ではない他社製Bluetoothチップを使うことによりコストを削減しています。

削り方は微妙に各社で違うんですね。 バッテリーを削ったり パッケージで削ったり 付属部品を減らしたりで どこを残してどこを削るのか。知恵の使い所が面白いです。

Amazon人気ランキング上位のAKIKIというブランドは台湾のAiroha Technology社製のチップAB1526Pを使っています。Airoha は2001年に創業した台湾拠点のファブレスIC設計の企業です。

激安中華ブルートゥースイヤホンはドライバーがサプライヤーからのものなので、独自開発はされておらず 音に大差はつきません。

最新チップや新型ドライバを載せているのはSONYやANKERといった一部のメーカーに限られます。

無名 中華bluetoothイヤホンの特徴

メリット
・サプライヤーの部品が変われば 載せ替えるだけなので最新の製品に対応しやすい
・多品種生産に対応している
・安い
・トレンドに対応して素早く製品を出せる
・見た目の幅が広くなる

デメリット
・内部部品の独自性に乏しい
・1個の品質にバラツキが発生する
・次から次に新技術が出るのでロングラン製品は生まれにくい

・爆発的に売れていた Pasonomi も姿を消しました。

ハウジングや内部部品構成に多少の違いがあるという感じで、見た目は違うものの 中身部品は大きく変わらないという傾向は変わらないかと思います。

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