世界のスマートフォンベンダーは、2019年の第3四半期(2019年10月から12月)に3億5,830万台を出荷。全体としては前年と比較して0.8%増加しました。
1位サムソン 21.80%
サムスンは引き続きトップシェアであり、合計7820万台のスマートフォンを出荷しました。
消費者は長期間 デバイスを使うようになり、より安価な製品を選択しているため、サムソンのミッドレンジ製品が成長の促進に役立ちました。
サムスンのGalaxy Aシリーズ(280ドル程度)が好調で、Huaweiとの差を広げるのに役立ちました。
2位 Huawei 18.6%
Huaweiは第2位を維持し、前年比28.2%増の6660万台を記録。 特に低層都市の国内市場に焦点を移し、Googleモバイルサービスとの事も考慮して生産を増やしました。
ナショナリズムが中国国内の販売台数を後押しした一方で、良好な代理店との関係を維持、豊富なラインナップを提供しています。国内の需要が鍵だと言えそうです。
3位 Apple 13%
Appleは3位、1年前は 4660万台のiPhoneを出荷しました。今回は前年比でわずかに減少しました。 Appleは、自社サイトで一部のリニューアルしたiPhoneの販売を続けています。
これは、ユーザー数を維持・成長させますが、収益にも貢献します。新型iPhone、iPhone 11とXRは好調で、米国や西ヨーロッパなどの重要な市場で強いシェアを獲得しました。
4位 Xiaomi 9.1%
Xiaomiは4位。 前年比3.2%減となりました。 日本を除くアジア/太平洋地域が最も重要な地域であり、中国、インド、およびインドネシアが大半を占めています。 中国での出荷分が3分の1を切ったのは今回が初めてです。
好調なインドの需要が助けたものの、Huaweiとの激しい競争で国内市場で苦戦しています。インドでは2位につけています。