UGEE M708 ペンタブレットを実際に使用しつつレビュー

以前使っていたワコムのタブレット(バンブー)のペンが故障していたので、新タブレットとしてUGEE社のM708タブレットを購入してみました。

ワコム製に比べるとサイズが大きい割にお安いのが動機でした。

使ってみた感想 「イケる。」

感想を一言で表現すると、絵は申し分なく描けるし性能を考えるとお安いという感じです。

漫画家ではありませんので、商業用に使えるのかは謎ですが、イラストを書く時の操作に関しては不満は感じません。センサー部分がノートよりも 大きいので、細かく書き込んだりするのも楽です。

かなり低価格ですが、5年位前の製品に比べると 描画性能や付属の機能も それ以上なのでガシガシ描けて楽しいです。付属品も一式そろっているので、他に必要なのは お絵かきのソフトくらいでした。

ショートカットキーの初期配置はこんな感じです

本体も薄めなので、絵を描かない時は タブレット上でマウス操作をしています。あまり気を使わなくて絵を描ける所が持ち味かも知れません。

難点

ただ、難点が1点あります。ドライバです。

ペンタブを動かすためにパソコンにドライバをインストールします。これによって筆圧等を検知させることができます。ところがPCを1度シャットダウンすると なぜか設定が消えてしまうので、毎回インストールして絵を描かないと筆圧が検知されないのです。

ただ私のOSはwindows7なので、環境によってはそんな事はしなくてもいいかも知れません。

まぁ、不便と言っても ドライバインストールは1分もかからないので、すっかり慣れてしまいましたが、気になる方はいらっしゃるかも知れません。

ワコムのペンタブのレビューでも同様のドライバの不具合は結構見るので、格安だからダメって訳じゃ無くて、どうやらPC環境との相性のようです。

<他に注意する点はある?

購入する前に他の方の不満点をレビューでみたら ラグが云々とあって不安でしたが、自分が使う分には感じませんでした。私のCPUは12,800円くらいのコアi5ですが、普通にサラサラ描けます。


余談ですが 社名の読み方はユージーと呼ぶらしいです。(うげーとか読んでいた)
UGEE社は深センに本拠地を置く、ペンタブレット/液晶ペンタブレット機器を専門に作っている製造業者です。1998年に設立、20年位の若い企業ですが米国でも販売していたりします。M708はペンタブレットの中でもエコノミーなタイプでした。

UGEE社のグラフィックタブレットを比較

HK1060pro M1000L M708
Ugee HK 1600 PRO 10x6インチ ペンタブレット 筆圧 感度 2048 レベル 解像度 5080 LPI USB 接続 ペン スタンド 付属 8 ホットキー 並行輸入品 ◇ISM-HK1060PRO (ホワイト) [並行輸入品] MIRAIS 【 クリスタ SAI Photoshop 対応 】 ペンタブレット プロ M1000L 筆圧 高度 フォトショップ 写真 繊細 CLIP STUDIO SAI Photoshop 動作確認済み MR-M1000L Ugee ペンタブレット m708 お絵描き usb デジタル お絵かき デジタルイラスト タブレット ペンタブ 絵 極薄7.8mm 2048筆圧 傾き感知 10x6インチ フォトショップ illustrator mac windows10/8/7/vista 黒

読取部サイズ: 10☓6インチ
筆圧2048レベル
読取速度: 230RPS
解像度: 5080LPI
重量:718g

読取部サイズ: 10☓6インチ
本体:35×26cm
筆圧2048レベル
読取速度220RPS
読取分解能4000LPI

読取部サイズ: 10☓6インチ
(約25☓15センチ)
筆圧2048レベル
読取速度:230RPS
解像度:5080LPI
重量:658g

真ん中のM1000Lは2016年12月発売の旧式で分解能はM708と比較するとやや落ちます。HK1060とM708に性能差はほぼみられません、見た目のデザインや重量が少し異なっています。解像度のLPIはline per inchの略でスクリーン線数と呼びます。値が大きいほうがより細かい線を描くことが出来ます。

他社製品と比較

ワコム 
CTL-4100 small
WACOM ペンタブレット (ブラック)Wacom Intuos Smallベーシック CTL-4100/K0
読取部サイズ: 6☓3.74インチ
筆圧レベル:4096レベル
重量:508 g
読取分解能 最高0.01mm

M708を 3000円程度高い ワコム製品と比較してみます。(現行で一番低価格なモデル)M708の筆圧感度はワコムの1/2でした、しかし同社のIntuos4と同等なので、十分なレベルがあります。


大は小を兼ねる
一方M708の優位な点は 読み取り部が2.5倍程度と大きい点です。M708はノートくらいの面積があるのでシャッと勢いのある線を描けますが、CTL-4100Sは文庫本の面積よりやや大きいくらいですので、かなり作業範囲は狭くなります。
作業机が小さい場合や 持ち運ぶにはいいですが、大画面で見ながら修正する時は画面の移動が多くなる欠点がありますです。

盤面もタフなので ハードに練習できちゃう

ペン先をガッガッと盤面にあててハードに使う事もありますが、盤面に傷がつくこともなくツヤツヤです。 少年サンデーの先生は アクション漫画を描く時は指先に 力が「ふんぬぅぅ~」と入るそうですが、ペン先の替芯は16本くらい付いていたので折れても相当長く使えそうです。


圧力感度は2048段階となっています。初期設定でも使えますが、私は設定で硬めに設定しています。普通に書くと細い線 、グッと力をいれると太い線になります。Gペンと同じで太さのコントロールは難しいです。

本体の左側には カスタムボタンがついているので、線を太くしたり細くしたりだとか、ペンと消しゴムの切り替え 線の取り消し等もボタン1つでできます。

タッチペンは充電しながら有線でも使えます。(充電中はこのように青く光り、30分程度でフル充電できます) ワイヤレスでも使えます。

低価格でも機能は十分。絵をバリバリ描くのにうってつけ

実際にM708で描いてみたイラスト

液晶ペンタブレットのように高価ではないので、遠慮なく 思い切って使うことができるのがいい点です。その割に機能も豊富なので 操作に慣れるのにうってつけな製品だと思います。

ちょっとしたイラストや絵を描きたいというビギナーの方から、本格的に描きたい方までの期待に応えられる製品という印象です。

似顔絵でも落書きでも4コマでもいいですが、マウスしか無い状態と比べると 比較にならないくらいの 細かい精度・スピードで デジタル絵を描く事ができます。

ソフトに関しては最初は windowsのペイントで描かれてもいいのかもしれませんが、余裕があれば安価なペイントソフトのCLIP STUDIO PAINT(通称:クリスタ)や saiのようなソフトがあると描ける絵の幅が広がって楽しいです。関連書籍も多数出ているので操作の習得がしやすいメリットがあります。

クリスタはユーザー数が2000万を超える人気ソフトで 漫画/イラスト向けの機能が充実しています。saiは絵画全般で動作が軽いという印象です。



付録:到着後 初期設定から変更した所

ウィンドウズ7の初期設定では、タッチペンを押し込んだときに PC側で右クリックにしてしまうので、saiで描いているとスポイト機能が勝手に作動して邪魔です。なので その設定を解除すると かなり自由に使えるようになりました。


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