SDXC? 新型SDカードの疑問を整理してみました

昔デジカメで活躍していたSDカードもすっかりポンコツになってしまって、現在の主流は大容量のSDXCカードなるものに変わってしまいました。

128MBのメモリーカードを3000円で買っていた時代もありましたね。

そう。5年くらい前までは 2ギガでも「大容量!」とか言っていたけれど、いつの間にやら64GBが1500円と価格破壊が進んでいたりします。

今回はそんな新型SDXCカードを調べてみました。

SDカードは、容量の違いで名前が変わる。

Transcend SDカード 64GB UHS-I Class10 (最大転送速度95MB/s) TS64GSDC300S-E【Amazon.co.jp限定】

amazonのランキングを参考に見てみると、現在はこのトランセンドのカードが一番人気です。SDXCと書かれていますが、なんのことはありません。

大容量になると「SDなんたら」のように称号が変わるだけです。

SDカードは容量の違いで以下のように分かれています。

 

Transcend SDカード 32GB UHS-I Class10 (最大転送速度95MB/s) TS32GSDC300S-E【Amazon.co.jp限定】

SDタイプ

Samsung microSDカード32GB EVOPlus Class10 UHS-I対応 Nintendo Switch 動作確認済 正規代理店保証品 MB-MC32GA/ECO

マイクロSDタイプ

容量

旧世代

SDカード

マイクロSDカード

最大2ギガ

SDHCカード

マイクロSDHC

4ギガ~32ギガ


現在の
主流

SDXCカード

マイクロSDXC

64ギガ~2テラ
次世代SDUCカードマイクロSDUC2テラ~128テラ

SDUCカードというのは まだ普及しておらず、2018年夏に発表されたばかりの規格です。

この表を見るだけで 64GBのカードを見たら「ああ SDXCだな」と分かってしまいますね。分かったらもう中級者です。

大容量のカード買っても 古い機器で読み込める?

読み込めます。例えば64GBのSDXCカードを買ったとしましょう、でも家には10年前に買ったSDカードリーダーしか無い!そんな場合でも読み込みができます。ただ 読むスピードは旧世代のままです。

リーダライタの規格読み込める規格

このマークが良くわからない

カードの表面にはなにやらマークが付いていますが、いずれも書き込み速度に関するものです。

これはスピードクラスを表しています。10と書いて有れば 最低書き込み速度が10MB/秒です。6と書いてあるのは6MB/秒なので、やや遅いカードです。

これも書き込み速度です。この表示は割とスピードが速いSDカードに付いています。UHSスピードクラスと呼ばれるもので、1が10MB/秒、3なら30MB/秒です。

同じようにV10とか書かれているものもあります。これも書き込み速度に関する表示です。ビデオスピードクラスと呼ばれるもので、書き込みスピードをロゴにしたものです。

最低書き込み速度スピードクラスUHSスピードクラスビデオスピードクラス
    
30MB/秒 
10MB/秒
6MB/秒  

どれくらいのスピードが有ればいいの?

日常使いであればで十分

例えば旅行に行きまして、スマートフォンで4K録画 (3840×2160)を30FPSで撮影するとします。その場合 大体42~50Mbps(6.25MB/秒)くらいで書き込みます。スピードクラス10であれば 4K動画も大丈夫です。

5G時代が到来して youtubeで4K動画60FPSが当たり前の時代になった場合は、90~100Mbps程度必要になるので、そのときには(UHSスピードクラス3)以上のメモリーカードが必要になります。

ハイスピードのSDカードはどんな時に使うの?

鉄道を撮ったり 街ロケなんかをする人にとっては 画質が命だったりするわけです。雰囲気まで削り取る事に情熱を燃やすのです。熱いですね。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II ボディー EOS6DMK2

そんなわけで使っている1眼レフカメラもバカ高くて高性能な訳です。CanonのEOS 6D Mark IIなんて2620万画素です。1枚7MBの写真を秒間6.5枚取れるので50MB/sの高速メモリーカードが必要になるわけです。


【関連記事】128GBならいくらくらい? マイクロSDの平均価格を探る

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