【IZUMI VIDAN 往復式シェーバー】ソリッドシリーズ(S-DRIVE)の特徴

ソリッドシリーズ(S-DRIVE)の特徴

ここではIZUMIシェーバーのソリッドシリーズの違いや特徴についてまとめていきたいと思います。

S-DRIVE全体の特徴

<要約版>

  • 全て固定ヘッドが採用されている
  • 本体は中国製で刃は全て日本製
  • 全モデル水洗い可能
  • ドライ/ウェットシェーブ可能
  • 内刃は深剃りモデルやお風呂剃りモデルと同じ性能
  • 2枚刃と3枚刃モデルはリチウム水素電池 
  • 4枚刃だけリチウムイオン充電池で容量3倍
  • 保証は買った日から1年間(刃は除く)
  • シリーズの中で安価な製品が多い
  • V16-K以外は充電しながら剃れる

 IZF-V16-K(2枚刃)の特徴

IZF-V16-K

実勢価格2136円(4/23)

<特徴>
●刃の枚数が少ないので、肌への負担が軽い。
●コードを繋いで使うことが出来ないので、ニッケル水素電池の寿命が尽きたら使えなくなるのが難点

・IZF-V16-Kのメリット

刃数が少ないので、肌に優しい
シリーズ内で唯一の2枚刃モデル。刃の間隔が狭いので鼻下などの狭い部分を剃りやすい。また刃数が少ないので、最も肌への負担が軽いモデルです。防水性能が高いIPX7基準対応なので、ウェット剃り/丸洗いも可能です。

また外刃(実勢805円)と中刃(860円)と低価格なので交換しやすいです。内刃は3枚刃や4枚刃モデルと全く同じなので 内刃は同じ切れ味になります。

デメリット

Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 単4形8個パック (最小容量750mAh、約1000回使用可能)

エネループなどに使われるニッケル水素充電池

ニッケル水素電池&バッテリー式なのがネック

・V16は交流方式ではないので、電源を接続して使うことができません。また急速充電に対応していないので、充電時間は8時間程度かかります。(1日3分使用で約8日間使用可能)

・バッテリーにニッケル水素充電池を使用しているので、継ぎ足し充電を頻繁に行うと、電圧がだんだん低下するメモリー効果が発生しやすくなります。そのため電池を使い切ってフル充電されたほうが電池の劣化がおこりにくいです。

もし現在お使いの方でバッテリーが持たなくなってきたなと感じられたら、一旦電池残量がなくなるまで使用しすぐに満充電することでリフレッシュできます。

まとめ

このモデルの特徴は2枚刃で肌に負担がかかりにくいということと、鼻下の狭い部分を剃りやすい所です。

またニッケル水素充電池の寿命は5~7年、サイクル数は1500~2,000回とも言われているので、それまではバッテリー切れの心配はなく使えます。しかしV26は電池がなくなってしまった場合もコードで使える交流式なので、電池の消耗を気にされる場合はそちらのほうが良いかと思います。

・IZF-V26-S(3枚刃)の特徴

IZF-V26-S

実勢価格1699円(4/23)

・ほぼ弱点がなく 安価で人気のある3枚刃。
・ニッケル水素充電池であるが交流式を採用しているため
電池が無くなっても電源コードで使用する事が可能です。

・IZF-V26-Sのメリット

急速充電に対応しており、充電時間が1時間で約8日間使用可能です(1日3分使用)

現状で一番安価なIZUMIシェーバーとなっており、レビュー数が最も多いモデルです。評価も4.5点と高めです。

モーターの回転数を測ってみた所、15000回転/分程度でかなり速い部類です。パナソニックのラムダッシュ5枚刃が14000回転/分ということですので、それよりも速いということになります。

デメリット

2枚刃モデルと同じように、ニッケル水素電池を採用しているので、継ぎ足し充電で電池が劣化しやすい。なるべく使い切って充電したほうがメモリー効果が起こりにくいです。

しかしいざとなれば電源ケーブルも使えますし、致命的な弱点はほとんどないです。万能型3枚刃です。


IZF-V56-Nの特徴

IZF-V56-N

実勢価格は3,463

・4枚刃モデル
・V26の3倍以上のバッテリー。
・一日3分で約1ヶ月間使用可能。
・ターボモードで1800回転/分上昇する
・4枚刃のシェーバーでは1/2~1/4の価格

メリット

・リチウムイオンで長持ちするバッテリー
一日3分間の使用で28日間使用できるので、ほとんど充電しなくていいモデルです。リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し充電によるバッテリー劣化が起こりにくく、寿命は6~10年、サイクル数は約3,500回程度とされているので、V26に比べ 約1.75倍 長持ちすることになります。また交流式に対応しているので電源ケーブルに繋いで使うことも出来ます。

・ターボモードの恩恵はさほど感じられない

 アプリで実測するとターボモードで、モーターの回転数が1800回転/分ほど上昇するので、他のモデルに比べてやや速く剃ることはできます。しかし個人的な意見としては通常モードの約16000回転でも充分剃れます。このモデルの魅力はバッテリーと4枚刃だと思います。

通常の回転数

ターボモードの回転数

デメリット

デメリットは無理に探そうとすると不自然になるレベルなので特にはありません。アマゾンのレビューの評価も4.5と高いので完成度は高いのかなと思います。

・問い合わせて確かめたのですが、スリムシャープ内刃(刃先の先端の半径が0.5μm)はV16やV26にも採用されているので、内刃の性能自体は変わりません。


イズミシェーバーの性能がわかる
比較表はこちら

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