ケンガンアシュラでノリに乗ってる裏サンデーで毎回楽しみなのが、「ダンベル何キロ持てる?」だったりします。
これは 誰でもじんわりとマッチョになれる筋トレ洗脳漫画です。(主に男性向け)
といっても主人公はバインバインの女の子です。この子が痩せるために筋トレを始めるものの、願いも虚しくだんだんマッチョになっていくというストーリー。
ゆくゆくは ストリートファイターシリーズのキャミィ(↓)とかチュンリーみたいな 引き締まった武闘派筋肉女子になるのではないかと期待しています。
この漫画で 君もパーフェクトバディ。
世の中のメンズは ある日突然「そうだ筋トレ始めよう」と思って、トレーニング用のDVDなんか買ったりします。
するとマッチョなお兄さんがスクワットしてて、こんな風にすると君もパーフェクトボディ!と解説してくれますが、汗臭さは否めません。モチベも維持しにくい。
しかし! この漫画では 可愛い女の子が筋トレのノウハウを少しずつ学んでいくので、読者もすんなり吸収しやすい。
筋トレのイメージが段階を追って自然に身につきやすくなっています。
筋トレワールドに 楽しく感化される感じです。自宅でできる簡単筋トレテクなんかもためになります。
動作が確認しやすいように速くアニメ化して欲しいなと期待してる一人です。
頻繁にはさまれるサービスカットは飾り
いやね、途中でスク水カットがあったり、コスプレカットがあったりするのでそれ目当てで眺めるのも楽しい。電車では読めない。
最初は筋トレにかこつけたセクシー系マンガだと思いました。
ところが、筋トレの奥深さの方に興味が移ってきて、お色気<筋トレになっていったりします。
どんなプロテインがいいだの、まずは基礎体力だ! 最初は軽いダンベルでいいぞ!とか、ラ☓ザッP式は結構 体に負担がかかるなとか 筋トレ意識が勝手についていきます。
そんな訳で、筋トレへの興味をエスカレーターのように高めてくれるかなりオススメな一冊です。
余談:運動はうつ病に効く
筋トレを含め、運動はうつ病に効くらしく 最近読んだ池谷先生の本の中にも言及がありました。
うつ病 患者 に 週 最低 1 回 30 分 ほどの 軽い 運動 を し て もらい、 症状 の 経過 を 1 年間 観察 し た ところ、 確か に 運動 し た 患者 では、 そう で ない 患者 に 比べ、 オッズ 比 に し て 2・3 ほど 症状 が 改善 し て い まし た。
池谷 裕二. できない脳ほど自信過剰
ちょっとむずかしい話ですが、うつ病になるとキヌレニンという物質が血中で増えていきます。
このキヌレニンが増えるほど うつの症状が重くなります。ところが運動すると キヌレニンを分解する酵素(キヌレニンアミノトランスフェラーゼ)が筋肉から出るそうです。つまり運動は うつを救うわけです。
自主的な運動でなくても 強制的に運動するだけで酵素が出るそうなので、「めんどくさっ!」て時も イヤイヤ運動すると 脳が守れます。
そういえばダウンタウンの松本さんがやたらムキムキしてるのも、恐らくストレスから健康を守るためのトレーニングなんじゃないかなと思ったりします。喉を保護するために楽屋に加湿器4台置いてるそうなので、体調管理も相当に真面目です
とはいえ30万くらいする筋トレセットを買うのは大変だし 夜にランニングやジムに出かけるのも面倒なので 有酸素運動ができるように ステッパーで持久力と肺活量から鍛えるのも合理的かなと思う次第です。