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「fireタブレットよりお得なタブレットってあんの?」
と先日 居酒屋で友人に聞かれました。
なんでもネットフリックスを見るために 中華タブレットを最近買ったものの、あまりにもマニアックな商品だったたため ネットフリックスのアプリが入らなかったそうです。
友人の考えでは fireタブレットが低価格で良さげだとの事ですが、ほかにネットサーフィンが出来て 動画を快適に見れるタブレットがないか探しているそうです
良くわからないので、調べてから連絡するよーという事でその場は別れました
… 結論から申し上げると
なるべく費用をかけずタブレットでNETFLIXやhuluを見るのなら
Fireタブレット(※特に7インチのFire7タブレット)が最強のようです
Fireタブレットって何?
fireタブレットはAmazonが販売する低価格なタブレット端末です。スマホよりも大きい画面で動画を見たり、ツイッターしたりネットサーフィンができます。
プライム会員はクーポンを使うと 4000円引きになるので
Fire 7(7インチ)が8,980円→ 4980円に
Fire HD8(8インチ) は11980円→ 7980円になります。
タブレットとbluetoothのミニキーボードを一緒に使うと、文字入力しやすくなるのでスタバやドトールに持ち込んでテキストをカタカタ打つ事もできます。
Fireタブレットの特徴
独自OSの採用でアプリ数はやや少ない。でも価格に対する性能が高い
FireタブレットはFire OSというアンドロイドを元にした独自のOSを採用していますが、アンドロイドと比べると 少し動作が違っています。例えばアプリはGoogleプレイストアではなくAmazon内のアプリストアからダウンロードする必要があります。
なんでFireタブレットはamdroid OSを使わなかったんだろうと思ったのですが、恐らくamazonとしてみればGoogleのOSを使われてしまうと、ユーザーがgoogleアプリで動画や音楽や書籍を買うので 主導権を握られてしまうため、それは困る。amazonのサービスを使ってもらいたいということで独自OSになっているのではないかと思ってます。(参考)
独自OSを使っている分 Fireタブレットのアプリは少し減ります、とはいえツイッターやhulu、amazonプライムビデオ、NETFLIXなどの有名なアプリは ほとんど使うことができます。
タブレットに対応するアプリはこちらのAmazonアプリページで調べる事ができます。
hulu ◯
Amazonビデオ/プライムビデオ ◯
フジテレビオンデマンド(FOD)◯
dアニメストア ☓
dtv ☓
DAZN ◯
Twitter ◯
Facebook ◯
————–
【ゲーム】
ドラゴンクエスト(¥360)◯
ドラゴンクエストIII(¥1200)◯
ぷよぷよ!!クエスト◯
ほか多数
「fire7,HD8タブレットって原価を割ってるんじゃないの?」
いろいろと比較した結果 プライム価格 5000円のFire 7のコスパは驚異的で、対抗馬としての商品が見つかりませんでした。同じクラスの中華タブレットがどんなに頑張っても6980円なので Fire 7を5000円で販売した場合 原価を割ってるのではないかと思います。
というのもKindle Fire HD 8(2016年モデル)を分解して原価を分析してるサイトがあるのですが、ここでは製造原価が99.39ドル(約11,250円)と計算しています。
これより性能が上がった新モデル(2017年モデル)は11980円で、クーポンを使うと7,980円になります。多分赤字です。fireデバイス販売で利益が出るとは思えません。
なので似たような性能のタブレットは価格で太刀打ち出来ないと思います。
そうですね、安くても動かなくては意味がないですからね、Fire 7の場合 5000以下の商品としては かなり完成度が高く、動画は問題なく見ることができるようです。
Fire 7は4コアCPU+1GBRAMなので 動作速度は標準的ですが ゲームをしないのであれば十分な性能だと思います。画質はHDではないのが残念ですが 7インチと軽さで使い勝手は良さそうです。
fire7とfire HD8の違いは?
強化されたメモリーとHD画質でさらに快適に
比較しやすいように 最後に比較表も乗せますが、fire8 HDの方はRAM(メモリー)の容量が1.5GBに増えて液晶もHD画質に上がっているので、基本動作速度が上がって、電子書籍等も読みやすくなっています。
この機種の対抗馬としては BLUEDOTのBNT-791W(実勢:9980円)等が2GBRAM搭載でいいと思います。ただ、こちらは液晶の解像度がXGAでHDと比べると1ランク落ちるので 動画の質にこだわるのであれば やはりfire8の方がいい ですし、クーポンを使われるのであれば なおさら得です。
まとめ
Fireシリーズにコスト面で対抗できる端末は少なそう
….そんな訳で”基本的に動画を見られればok”の友人にはクーポン使用での Fire7を勧める予定です。HD画質が良いと言われた場合はFire8 HDになります。
Fire OSという弱点はありますが、クーポンを使ったらFireタブレットにコスト面で対抗できる端末はそうそうないようです。
ハイエンドタブレットでのオススメはある?
低価格機ではなくて、 もうちょっと高くてもいいからハイエンド機で快適にゲームや高画質の動画を楽しみたいという方はHuawei 製の8.4型 MediaPad M3がいい と思います。
これは8コアCPU搭載でRAMも4GBあり、4Kディスプレイで指紋認証センサーまで搭載。しかも実勢3万円を切るという化物みたいなタブレットです。
ASUSのZenPad 3と比べても負けない性能なのに5000円も安くなっており、Huawei製らしく 初期不良以外に大きな不具合も報告されていないので、現行ラインナップの中でもかなり価値が高い製品だと思います。
…って書いてたら、もろに家電批評の8月号と被っていました、35台のタブレットを比較して第1位だそうです。基本性能が高いだけでなくスピーカーも2基搭載されており 従来機種とは違ってアスペクト比も16:9に近いのでエンタメを楽しむにはもってこいみたいですね。
家電批評2017年08月号 | 晋遊舎ONLINE
タブレット性能比較表
– | Fire 7 | Fire HD 8 | BNT-791W | Fire HD 10 | MediaPad M3 |
実勢価格 | ¥8,980 (プライム¥4,980) |
¥11,980 |
¥9,980 | ¥29,980 | ¥27800 |
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ディスプレイ | 7インチ | 8インチ | 7.9インチ | 10.1インチ HD | 8.4型 |
解像度 | 1024×600 (171ppi) | 1280×800 (189ppi) | 1024×768 | 1280 x 800 (149ppi) | 2560×1600 |
メモリ | 1GB | 1.5GB | 2GB | 1GB | 4GB |
CPU | 4コア1.3GHz | 4コア1.3GHz | 4コア1.3GHz | 4コア1.5GHz | 8コア 最大2.3GHz |
ROM | 8GB / 16GB | 16GB / 32GB | 16GB | 16/32/64GB | 32GB/64GB |
カメラ | フロントカメラ | フロントカメラ | フロントカメラ | フロントHDカメラ | 800万画素フロントカメラ |
200万画像リアカメラ | 200万画像リアカメラ | 200万画像リアカメラ | 200万画像リアカメラ | 800万画素リアカメラ | |
Wi-Fi | 2バンド | 2バンド | 2バンド | 2バンド | |
a/b/g/n | a/b/g/n | a/b/g/n | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac | |
バッテリー | 8時間 | 12時間 | 3500mAh | 8時間 | 5100mAh |
サイズ | 191 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 195.7×9.1×137.2 mm | 262 x 159 x 7.7mm | 124.2×7.3×215.5 mm |
重量 | 295g | 369g | 337 g | 432g | 310g |
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