Wi-Fのマークや”無線LAN”でつながりますという説明はよく見るけれど、それぞれどんな違いがあるのかはよくわからなかったりします。
結論から言えば、広い意味ではWiFi接続と無線LAN接続は同じ意味です。でも、それなら、なぜ言葉を分けてるんだろうってことになりますので、もう少し詳しく説明しますと…
厳密にはWi-fiとは無線LANの規格の1つです。規格とは種類のようなものです。
じゃあ、無線LANにはどんな種類があるのでしょうか。
それでは無線LANの3つの種類を見てみましょう。
【無線LANの種類】
正式名 | 規格名 | |
IEEE802.11 | Wi-fi | 最も広く使われている無線LANの規格。 |
IEEE802.15.1 | Bluetooth | ウォークマンやスマートフォンの機器同士の接続で使われる |
IEEE802.15.4 | ZigBee | 一般ユーザーが操作する事はほとんどないが、無線接続で1つのネットワークに複数のセンサーの情報を送信できる |
ネットにつなぐ時は、この中のWi-fiをいう種類で無線LAN接続をしますので、生活で使う分にはwifi接続は無線LAN接続と同じ意味で用いられます。
ちなみにLANとはローカルエリアネットワークの略です。なにやら難しい名前がついていますが、要は機械同士がネットワークがつながっている状態を指します。例えばパソコンとプリンターがLANケーブルでつながっているのもLANですし、インターネットとパソコンがつながっていてもLANです。つながっていればLANですね。
そして機械同士がLANケーブル(有線)でつながっていれば有線LAN。無線でつながっている状態が無線LANです。