Thermaltake TOUGHPOWER GX1 RGB GOLD
電源選びが面倒くさい→信じて買って成功。
電源選びは ワット数を決めるまでは簡単だけれど どれを選ぶのかは難しい。
条件をつけずにいろいろ検索すると、とにかくシーソニック電源推しで2万もする電源を勧めてくる人がでてきたりするわけですよ。データ押しでよく調べてあるんですね。
それはとても 良いことなんですが
「 シーソニックなら不良が無いのかな…」と思って調べてみると ”amazon購入済み ★1 通電しませんでした”みたいなレビューがあって ハニワ顔になる。
で、もう そういうのに惑わされないために スーパーおばちゃん戦略というのを取っています。自分が求める品質を満たす一番安い製品を選ぶという シンプルな戦略。
私の場合はウェブとゲームだけだからThermaltake GX1 で十分なんですね。
保証も効くサーマルテイク、ゴールド5年で8000円。安っ。
だから 製造がよく知らん中華メーカーだとか、海外のなんたら認定がないだとかは 私は気になりません。
上には上があるでしょうし、そういうもんだろうなーと思ったわけです。
ただし 声の大きい人が ウーマンラッシュアワーみたいに「ダメだダメだ!中華製だからダメだ!海外の保証書がないからダメだ! コンデンサーはニッケミか?じゃないと認めないぞ」と言ってくれたほうが GX1の価格は下がるかもしれないので いいかもしれません。
頑張ってほしい。
そしたら安く買えるので 2個目を買いたい。6ヶ月安定して動いて突然のブルースクリーンも1度もありませんからね。
あとは電源内容物の紹介です。
格安ブロンズ機に比べると消費電力に大きな差はありませんが、ファンコントロール付きなので騒音は抑えられています。
ケーブルは長さ調整可能なケーブルタイでまとめられていました。各種電源ケーブルは冷却ファンを上側にして左側からの直出しになっています。
背面にはLEDのライトの色を変えるRGBスイッチが付いていて、押すと色が変わります。
LEDライトの様子を動画に撮ってみました。赤、緑、青、黄、紫、水色、白7色に変更できます、消灯もできます。グラデーションはできませんが 1色づつ順番に発光するモードもあって綺麗。
ケーブルや電源端子
エントリー向け電源ということでCPU用 ATX12V端子は1基のみ、GPU用のPCI-E補助電源端子は2個ついています。
マザーボード用の 24ピンATXケーブルの長さは60cmなので一般的なミドルタワーPCケースでも届く長さだと思います
CPU用 ATX12V端子は8ピン 1基のみ65cmです。
GPU用のPCI-E補助電源ケーブルは全長65cmで2つの端子があります。ミドルタワーPCのGPUに届きます。
SATA電源コネクタは8個 全長95cm、合計2本で1本の線に4個づつ付いています
旧HDD用に使っていたペリフェラル端子とFDD用のケーブルです。
コンデンサは105℃品
寿命に影響する1次コンデンサは日本ケミコン製の105度品です。二次コンデンサは、台湾のCapXonとJanicon製で これも105℃品です。欲を言えば二次側も日本製だったら良かったですが、さすがにコスト面で厳しそうです。
85℃品に比べると理論寿命が4倍だそうですから、耐久性は十分かと思います。
105℃品の場合、105℃環境で2000時間の寿命で、10度下がるごとに寿命は2倍になります。
仮にPC内の温度が平均55度だとして、7万2000時間ですから コンデンサ自体は最低7年は大丈夫な計算になります。
最大リップル/ノイズは、+ 12Vレールでは60mV未満、+ 5Vレールおよび+ 3.3Vレールでは40mV未満で安定性は確保できています。
OVP(過電圧保護)、UVP(低電圧保護)、SCP(短絡保護)、OPP(過電力保護)の保護回路を搭載しています。
ゲーム時の騒音をチェック
サウンドチェッカーを使用してゲーム負荷時のノイズレベルを測定を試みましたが、音が静かすぎて無理でした。 Ryzen5純正CPUファンの音を拾ってしまいます。
ゲームをやっても20dbですのでアイドリング時は全く聞こえません。むしろ回ってるのか疑問になるくらい静かです。
PCケースから20cmの所で測定。
電源OFF時の室内騒音値は33~35dB。
59~70W(アイドリング)42db
244~268W(ゲーム使用時)52db。
RTX2060+Ryzen5構成のゲーミングPCの電源として 申し分ない活躍をしてくれています。