英語学習がはかどる録音機能付きのラジオ

役に立つNHKの英会話講座

https://www2.nhk.or.jp/gogaku/english/

留学体験で役に立ったのはNHKの講座

NHK第二放送で放送されている英語教育番組は、一流の講師とネイティブスピーカーが質の高いプログラムを配信しており、テキスト以外は無料ということもあって英語を学ぶ上でとても有力な手段です。

モンタナ州の大学に留学に行った友人の話では、いろいろ試した中で、英語学習に一番役に立ったのはNHKのラジオ講座だったそうです。

パックンやボビーから日本語の発音を学ぶとどうなるか…

なぜNHKのラジオが良いかというと、ネイティブの英語を喋る先生が教えてくれるからだそうです。

日本人教師ですと母語が日本語なので、ネイティブの発音に似せるのも限界があるそうです。

「それはないんじゃない？」といったら　「例えばパックンは日本語が上手だけれどパックンから日本語の発音を学んだとしたら、完璧にマネてもアメリカ人の日本語発音っぽくなるだろう？」と言われてぐうの音も出ませんでした。

英語を母語とする人の発音を聞いて、文法は英語を研究しているプロから教えてもらえるNHKラジオが一番素晴らしいという事でした。

学習のペース管理までしてくれるので、有能なスタッフが数人ついてるみたいなものだそうです。

ただラジオ講座にもいくつか欠点はあったそうです。

①先生の言葉が聞き取れなかったり、そのまま先に進んでしまうと、取り残された感じがしてモチベーションが下がる

②ネイティブの先生が喋った一言が早すぎて何と言ったのかが気になるが、繰り返してもらえない。

③先生の説明の内容の理解に時間がかかって、よく分からないまま番組が進んでしまって消化不良になる。

1回目は学習内容の確認、2回目は分からなかった所に集中

それぞれの放送プログラムを1回目に聞く時は、どんな内容を学習するのかわからないので、内容の理解に時間がかかると思います。

新しい単語や文法の把握にワーキングメモリーが取られて、あたまが一杯になってしまいます。1回目が一番大変です。

しかしもし2回目を聞く事ができれば、大体どこが難しい内容なのか分かっているため、分からなかった所に意識を集中でき、「ああそういうことか」とか「やっぱりここだけは他と違って難しい」と自分の中で認識が深くなっていきます。

つまり1回目と2回目では違うことを学習します。

「人間の脳は忘れるようにできているので勉強したことを忘れても落ち込まなくていい。そういう風に出来ているし。

コツとしては何回か繰り返しながら大体わかった所と分かっていない所を分けていく。そうすると分からないところも ”これは苦手なところだったな”と注意が向きやすくなる。

あとは短いフレーズでいいから英語を使う回数を増やすこと（シャドウイングでもライティングでも独り言でも脳内再生でもオッケー）、とにかく繰り返し聞いてモノマネする事が重要。学習と思うと気が重くなる、学習とは思わずにモノマネすると思えばいいのよ。」と友人は居酒屋で熱く語っていました。

繰り返し学習のための最適な機材

私は最初スマートフォンのアプリ「録音ラジオサーバー」を使ってNHKの番組を録音するという手も使ったのですが、１番組しか録音できない上、通信パケット量がかかるので、使い勝手は良くありませんでした。

なので今では専用ラジカセで自動録音しています。たった1回の投資で番組を自動で録音してくれて、繰り返し聞けるので、1回7000円もする英会話スクールとは比較にならないくらい経済的です。

ソニーが販売するZS-RS81BTは英語学習に便利なラジオCDです。4ギガバイトのSDカードに66時間も録音することができます。自動で時刻も合わせてくれるので、録音ズレや容量切れもありません。そんなに録音しないとは思いますが、最大10件のラジオ予約録音ができます。

英語学習をサポートする機能を満載
再生速度を0.5～1.5倍速に切り替えられるピッチコントロール機能がついているので、ネイティブの早口な発音を最初はゆっくり確認したり聞きながらライティングができます。また「今なんて言ったの？」という時に使える3秒戻せるボタンもついています。これがあると繰り返して聞く事ができるので便利です。