(感想)スナックバス江のアニメがスベった理由を考える

面白い漫画をアニメ化したら面白くなるはず。

そんな風に思ってました。バス江もコミックスは面白いから

アニメ化最高! 三顧の礼!三顧の礼!

と思ってたら 面白くないんですな。

一応 アマプラでアニメの感想を見てびっくりですよ。ひでぇな、みんな。(ブーメラン)
ここまでアニメ化でがっかりだったのは中間管理録トネガワ以来なんですけどね。

でもトネガワが面白くなかったのは 川平のナレーションが邪魔っていう明確な理由があったので、納得してるわけです。

じゃあ、バス江は何がマズかったのか?
端的に言えばマンガとアニメの違いです。マンガは読んで理解するけど、アニメは耳で聞かなきゃいけない。聞いただけでは理解しにくい部分があったわけです。

アニメバス江はテロップを入れたほうが良かった。
バス江はボケやツッコミに日常で聞かないセリフが多い。

たとえば「詐欺師の文法を市場に流通させるな!」とかはマンガで見ると分かる。漢字なので何言ってるか分かる。さらにページを行きつ戻りつできるから、誰のどのセリフに対してのツッコミなのかに確認できる。

一方のアニメは音声が流れていくので、「は?今なんて言ったの?」と置いてけぼり状態になる事がある。そのまんま次のシーンに流れていくから 消化不良感が不満として残るわけですな。

だから「ここはボケです、ここはツッコミです」のところには、 Youtubeみたいにクソデカテロップを入れたら 視聴者もついていけるので 違った反応だったんじゃねーかなと。

「原作に忠実に」とうるさい連中がいるので、じゃあ そのまんま忠実にアニメ化するかってやっても、ヒットするかは分かんないもので、この仕事も胃が痛いだろうなと思った次第です。

三顧の礼!三顧の礼!

「使い方あってんの、それ」

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