おすだけベープ 不快害虫用の違いを聞いてみました

先日近所のホームセンターに行ったところ

・おすだけベープ  スプレー(240回分)
・おすだけベープ 不快害虫用(200回分)
という製品がおいてありました。

おすだけベープ ワンプッシュ式 240分スプレー 無香料 28mlおすだけベープ ワンプッシュ式 200回分スプレー 不快害虫用 無香料 25.1ml

「不快害虫」って何だろう

「おすだけベープ スプレー」の方は「蚊に効く」と書いてあるので なんとなく蚊に効くというのは分かるのですが

「不快害虫」用というのは なんだろうと思ったので 両者の違いをフマキラーさんに聞いてみました。ついでに「不快害虫というのはハチとかゴキブリにも効きますか?」という質問もしてみました。(担当者さん お世話になりました)


フマキラーさんからのお返事

戴いたお返事を要約しますと 成分は全く同じ、厚労省の認可が無いだけだそうです

 
・おすだけベープ スプレー 240回分 も おすだけベープ200回分スプレー不快害虫用も
(使用回数は別ですが)機能は同じと考えていただいてよいです。
 
・蚊用の“おすだけベープ”は「防除用医薬部外品」という薬の区分で、厚労省の認可があります。この厚労省の認可品は蚊に対する効果を謳えるが、認可対象外害虫(ユスリカなど)は謳えないことになっています。
 
・一方の不快害虫用のおすだけベープは非認可品です。非認可品(不快害虫用)はユスリカ(蚊柱をたてて飛んでいる虫)など認可対象外害虫 に対する効果を謳えますが、認可対象害虫(蚊)には謳うことができないという法規制があるため このようになっています。
 
・不快害虫用でもハチやゴキブリなどの大型の昆虫には効果はありません。
 
 (おわり)

結論:2つの製品の効き目は同じ

まとめますと、「おすだけベープ スプレー」も「おすだけベープ 不快害虫用」も中身は全く同じだけれども、厚生省の認可のある無しが違います。

それで、認可がある”スプレー”の方は蚊に効くと書いていいけれど 認可が無い”不快害虫用”は 法律上「蚊に効く」と書いてはダメなので書いていないだけです。でも中身は ほぼ同じなので効き目は全く同じと考えていいそうです

「不快害虫用」のほうがお安い時があります

実際に、今回の”おすだけベープ スプレー”の有効成分を調べてみると、トランスフルトリンでした。 これはハエや蚊にまんべんなく効く薬剤です。

一方の”おすだけベープ(不快害虫)”も有効成分はトランスフルトリンなのでやっぱり違いはみられません。※ミリスチン酸イソプロピルも含んでいますが、これには毒性がないので殺虫剤を溶かすための ただの溶解剤でしょう

中身は同じなのに「不快害虫用」のほうが微妙にお安い時もあります。中身が同じなので どちらかお安い方でいいと思います。

以上「おすだけベープの不快害虫用との違いを聞いてみた」でした。

おすだけベープ ワンプッシュ式 虫除け スプレー 280回分 無香料おすだけベープ ワンプッシュ式 蚊取り 殺虫剤 スプレー 120回分 無香料
不快害虫用 おすだけベープ ワンプッシュ式 虫除け スプレー 280回分 無香料おすだけベープ ワンプッシュ式 虫除け スプレー 120回分 無香料
280回で835円(2019/5/10)120回で730円(2019/5/10)


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