M-1審査員の点数のバラツキ加減を調べたら1位は松本さんだった。

M1グランプリ2019が終わって、審査員の人が点数をつけるときに どれくらいバラついているのかを計算してみました。

一番点差が激しいのは松本さん、次いで塙さん、次にサンドの富澤さんでした。実際はこの3人の判斷が勝負の結果に大きく関わっています。

バラつかないのはオール巨人さん、上沼さん、中川礼二さんです。

去年 話題に巻き込まれた 上沼さんは全部90点台で 全然点差が開きません。言葉では「好きです」「フアンです」というけれども 実は最低でも90点をつけていて点差はバラつかない。かなり みんなに優しい天使みたいな審査員です。

一方 松本さんはかなり振れ幅が大きいです。ニューヨークには82点、ミルクボーイに97点をつけて、その差15点です。

個人的にニューヨークの審査では松本さんは間違ったんじゃないかと思っていて、一人だけ82点という低い点数を付けたことで浮いてしまったので「ああこれはマズいぞ」と判断したのか その後は80点台の後半が最低点になるという路線変更でした、これはニューヨークがかなり かわいそうに見える展開になりました。


ミルクボーイのネタは全員に分かりやすかった

次に審査員の点数を横に見ていくと、そのネタが誰に対してもわかりやすいかというのが見えます。

ニューヨークのネタとインディアンスのネタはかなりバラツキが大きいです。

ニューヨークの歌ネタは塙さんには受けたけれども松本さんにはイマイチで、インディアンスのネタは、志らくさんには受けていないけれど 上沼さんには受けているという事がわかります。

誰でも面白いネタだったというのはミルクボーイとすゑひろがりずで、ミルクボーイは全員が96点以上をつけています、つまり審査員の全員におもしろいと思わせたネタだった事がわかります。

ミルクボーイのネタは典型的なしゃべくりで昭和漫才といわれていますが、コントを使わずトリッキーな事もせず トークのみで均等に笑わせた所がすごいなと思います。

巨人志らく富澤礼二松本上沼標準偏差
ニューヨーク879190888882902.8
かまいたち939595899495952.1
和牛929691919392921.6
すゑひろがりず929192909189921.1
からし蓮根939089909390941.8
見取り図949294919391941.3
ミルクボーイ979997979697980.9
オズワルド918989919490942.0
インディアンス928987909288942.3
ぺこぱ939491949294961.5
標準偏差2.43.12.92.52.04.02.1
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