【サッとシャワーしたい時に使える】HENGSHENG Sport 防水Bluetoothスピーカーをレビュー

前々から気になっていた、1700円以下で防水能力が高いHENGSHENG Sport 防水Bluetoothスピーカーを購入してみました。

防水スピーカーがあればお風呂の時に音楽が聞けて便利…と思ってAmazonで探していたら、これを発見。

似たような機種で、AnkerのSound Core Sportがあるので、それも人気だからいいかなとは思ったのですが、「どちらもIPX7対応で3Wのスピーカーだし、変わらないかもしれない」と推論。

Amazonレビューも3.8と結構高めなので試してみることにしました。

結論から言うと防水力はSound Core Sportの方が上だけれども、Ankerに勝ってる所もあるので、そんな強みと弱点を併せてお伝えしたいと思います。

意外にいい音質

実際にこのスピーカーでラジオ音声/クラシック音楽を再生した所を録音してみました。

こんな感じでラジオ番組/音楽を聞くことができます。今まではスマホをジップロックや防水ケースに入れたりしてお風呂に持ち込んだりしてたのですが、これは濡れた手でも気軽に操作できるのでスマホを痛めず便利です。

充実の同梱付属アクセサリー

Amazonさんで購入。発注して2日後に到着しました。

中には本体/充電用USBケーブル/ストラップ/カラビナ/説明書（英語）が入っていました。備品もバッチリです。

【大きさや重さ】
手のひらよりも小さく、丸くコロコロ転がりやすいように見えて自立します、普通の石鹸くらいの軽さです。

シンプルな操作で迷わない

正面にはシンプルな5つのボタンがあります

1.上部にあるのは電源ボタンです。長押しでペアリング待機状態になります。もう一回長押しで電源が停止します。
2.真ん中は再生/停止ボタン
3.右ボタンはスキップ/長押しするとボリューム+です
4.下ボタンは電話ボタンです。かかってきた時に押すと通話ができます、小さい穴はマイクです。
5.左ボタンは1曲戻しです。長押しするとボリューム-ができます

左側面にはUSBの充電ポートがついています。付属の充電ケーブルで充電できます。

【特徴】
最大の武器は裏面についているこのビッグサイズの吸盤で、これでタイルにしっかりくっつけることができます。この吸盤は取り外し・取り付けも可能です。

買ってよかった3つのメリット

2秒でくっつくからシャワータイムが楽しい

・お風呂の壁にペタッと貼り付けられる吸盤が便利。わずか2秒でセット完了します。シャワーの時に壁にスピーカーを貼り付けるだけです。もちろん浴槽の時は移動させて自分のそばに持って来ることもできます。

お風呂の中で音を大きくしたり、曲をスキップ/戻しもできます。

水に強いのでお風呂から上がったらキッチンでも使えるし、冷蔵庫に貼り付けてそのまま放置して乾燥もできます。もちろんストラップを付けてぶら下げておくこともできます。

そこにいるかのようなrajikoの声

・サンプルの音声は、レコーダーが安物なのでちょっと音にラジオ感があると思いますが、実際にラジコを聞いていただくと「中に人が入ってるんじゃないか」というくらいの臨場感があります。特に低音の男性の声がリアルです。

お風呂でラジオや落語を聞こうと思って買ったので、音楽はあまり期待していなかったのですが、J-POPやアニソンがそれなりの音質で聞けます。高音はあまり出ませんが、音楽は私が持ってるスマホのスピーカーよりも遥かによく、ステレオよりは劣るくらいです。

小型だけど長時間使えるバッテリー

音量は上げすぎると近所迷惑になるので、そんなに上げて使ってはいないのですが、毎日30分使用して1週間から10日持ちます。私は毎週土曜か日曜に1回しか充電しません。

カタログでは連続使用8時間と書いてますが、650ｍAｈなので標準以下の音量で使うとさらに仕様時間が伸びます。

給電しながら再生もできるので、野外ではモバイルバッテリーをつなぐと長時間再生させることができました。充電中はこのように赤ランプが点灯してフル充電になると消えます。充電時間は最大で2時間半です。

気になった点（弱点）

・起動の時のポコンという音が大きい。
一応測ってみたら80dbあったのでうるさい部類ですね。また電源を切る時にﾌﾟｯﾌﾟｯという音がするのですが、これも同じ大きさなので、夜はタオルの上から電源オン・オフするか、水没させて切っています。ここは不便ですね。

「一分間の水没でスピーカー部分に浸水」

・水没に強いけれど完璧ではなかった
背面のスピーカー部分に浸水したのでこのようにわざと水没させるのはやめたほうがいいです。わざと手で沈めない限りは自分で浮き上がってくるので、自然に使う限りはそこまで浸水はしないのですが、1分間沈め続けたら背面のスピーカー部に水が入りました。

シャワーを当て続けたくらいでは壊れないので、ipx7というよりもipx6でしょう。

水が入った場合は、通信範囲が狭くなり音が悪くなります。その時の対処ですが私の場合本体を軽く振ってなるべく水を出してから通気の良い所に置いて乾燥させました。普通に使っていてうっかりお風呂に落とす分には大丈夫なのでしょうが、完璧な防水設計ではないようです。この点は冒頭のAnker社の防水スピーカーのほうが安心です。